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~世界の情勢から考える~核兵器で平和は保てるの?

内容

昨年11月から12月にかけて、ニューヨーク国連本部において核兵器禁止条約第2回締約国会議が開催され、59の国や地域が参加し、核抑止が世界にとって重大な安全保障上の問題であるという趣旨の政治宣言が発表され、2025年3月に開催する第3回締約国会議へとつなげる形で締めくくられました。

一方で、長期化するウクライナ危機やパレスチナ・ガザでの戦闘において、権力者や軍幹部が核兵器使用をちらつかせるなど、核兵器が脅しの道具に使われる状況が続いています。

実は私たちも、隣接する核保有国や、核開発が疑われる国々と、いつ戦争が起き核兵器が使用されてもおかしくないリスクの中で生活しています。これが、平和な社会と言えるでしょうか。

日本国内では、核兵器禁止条約への参加を望む声が大きくなっています。参加への道すじを、今回の締約国会議の論点や成果、次回に向けた動きを共有したいと思います。そして、これまでに平和・核廃絶フォーラムを重ね、核なき世界への願いを発信してきた私たちと共に、核兵器では平和な世界を保てないということを改めて確認し合いましょう。

講師 鈴木達治郎氏 プロフィール
長崎大学核兵器廃絶研究センター センター長

1975年東京大学工学部原子力工学科卒。1978年マサチューセッツ工科大学プログラム修士修了。工学博士(東京大学)。専門は原子力政策、核軍縮・不拡散政策、科学技術と社会論。2010年1月より2014 年3月まで内閣府原子力委員会委員長代理を務めた。2014年より長崎大学核兵器廃絶研究センター教授。2015年よりセンター長。核兵器と戦争の根絶をめざす科学者集団パグウォッシュ会議評議員として活動を続けている。

開催日程 2024/2/4 (日) 14:00 〜 15:30
会場名 オンライン(YouTubeライブ配信)※アーカイブ視聴可
定員 なし(要申込)
参加費 無料
講師 川崎哲氏(ピースボード共同代表)
鈴木達治郎氏(長崎大学核兵器廃絶研究センター センター長)
堀口美幸氏(SGI軍縮担当プログラム・コーディネーター)
主催 ピースボート、カクワカ広島、パルシステム連合会の共同開催 ※ともにICANパートナー団体です。
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当日まで受付可
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パルシステム連合会 地域活動支援室
メール:nonbil@pal.or.jp