• 産直だより

第13回 産直だより<旬の時期って何だろう?>

パルシステム千葉産直担当です!

「知ったらもっと好きになる!パルシステムの産直」を紹介します。

今年も暑い夏になり、「すいか」がおいしい季節です。「すいか」の旬はみなさんご存知だと思いますが夏です!水分が多く、身体を冷やす働きがあるといわれる、夏の代表的な食物です。夏野菜である「なす」「きゅうり」「トマト」も同じような性質を持っています。

旬とはその食材をおいしく食べられる時期のことで、地域や栽培方法によって旬の時期は異なります。また、ハウス栽培が盛んになったことにより、一年中収穫できる野菜が増えて旬がわかりにくくなっていますが、露地で自然の力により育った一番おいしい時期のことを旬と言います。他の時期のものに比べておいしくなるだけでなく栄養価も高くなります。

  • 「メロン・すいかまつり」で収穫したすいか

  • パルグリーンファームで育ったなす

暑い夏には夏野菜。ほてりやむくみをおさえる栄養素が多く含まれ、利尿作用があり熱中症予防に効果があるといわれています。また、夏で疲れた体に必要なビタミンが豊富に含まれる緑黄色野菜の多くが夏に旬を迎えます。

秋の旬はさつまいも、じゃがいも、さといも、にんじん、きのこ類など、食欲の秋に食べたい食物が並びます。夏の暑さで落ちた食欲が、涼しくなった秋に戻り、気温が下がることで体温を維持するためのエネルギーが必要となるため、食欲が湧いてくるといわれています。涼しくなってくるとホクホクしたものが食べたくなりますよね。エネルギーを蓄えるため、さつまいもや栗など、でんぷんなどの糖質が多く甘味の多い青果が旬を迎えます。

寒い冬には野菜は根菜、葉物が多いのが特徴です。白菜、ほうれん草、小松菜、水菜、れんこん、ごぼう、ねぎ、など、鍋の食材が旬を迎えます。体を温め、冷えを取り除くといわれている食材が多いですね。また冬野菜には風邪を予防するといわれているビタミンCが豊富なものが多いです。アツアツのお鍋は旬の野菜をたくさん摂れる、優秀なメニューです。

春にはキャベツ、タケノコ、さやえんどうなどの豆類がならびます。寒い冬から少し暖かくなり、新芽がでてくる季節です。春野菜は、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、春先に多い皮膚や粘膜のトラブルの解消、便秘予防に効果があるといわれています。菜の花などもおいしいですよね。

旬の青果には旨味や甘みが増すだけでなく、その季節に必要な栄養素が摂れます。『旬のものを食べる』と言われているのは、先人からの知恵なのかもしれませんね。

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旬の時期は収穫量もアップします。カタログへ掲載されることも多くなります。パルシステムのカタログを見ながら季節の移り変わりを知るのも楽しいですね。旬のものをその時期に食べる『旬産旬消』を意識してみませんか?

パルシステム千葉のYouTubeほっと*チャンネルでは「産直deクッキング」を配信中!旬の産直品を使ってお手軽調理の動画配信をしています。参考にしてください。

   ⇒ パルシステム千葉〔ほっと*ちゃんねる〕

  • 「さつまいも収穫体験」

  • オンラインで調理実習

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秋の旬「さつまいも」レシピ♪

さつまいも甘露煮】
 ~シンプルだから飽きがこない~

【材料】
さつまいも   大1本
花見糖     大さじ2
しょう油    大さじ1

【作り方】
さつまいもは乱切りの一口大に切る。
さつまいもを入れた鍋にひたひたになるくらいの水をいれ、花見糖・しょう油を足してひと混ぜする。
落し蓋をして中火でぐつぐつするまで加熱する。ぐつぐつしてきたら中ぶたをとり、弱火にする。
※煮崩れるので、途中で混ぜ返したり、鍋をゆすったりしない。

※産直だよりの感想やご意見もお待ちしております。   産直交流課:palchiba-kikaku@pal.or.jp