• お知らせ

【2023年度】パルシステム千葉コミュニティ活動助成基金 交付団体 vol.3「野田市国際交流協会」の活動を紹介します!

【事業名】野田市に住む外国人との交流による国際理解・外国人を支援するスタッフ養成講座「日本語ボランティア入門講座」の開催

▼こうして助成金を活用しました!

日本語ボランティア入門講座の講師の費用と教材に充てます。

パルシステム千葉コミュニティ活動助成基金
地域の諸課題に市民事業・活動として取り組む団体を資金や広報の面で支援するために、パルシステム千葉が2001年度から設置しています。

 

相互理解を通じて地域での国際交流の輪を広げたい

野田市内にて、日本語を母国語としない人への日本語教室、日本人を対象とした外国語教室、国際理解教育の支援や国際交流を図るイベントを開催しています。設立は1997年5月で、市町村における国際交流の場づくりを呼びかける政府の指導に応えるかたちで、約70名の市民ボランティアが中心となって発足しました。現在では200名ほどの会員がおり、その1割強がスタッフとして活動しています。

 

日本語を母国語としない人への日本語教室

市内在住の外国人が少しでも暮らしやすくなるように、週2回、日本語教室を開催しています。イオンノア店の会議室で開催している《日曜教室》に通うのは働いている方が多く、日本語コミュニケーションをレベルアップして仕事に活かしたいという傾向が見られます。《月曜教室》は主婦の参加が中心で、地元の方たちとの交流を深め、日本語を深く学ぼうとする意欲が感じられます。規模は少し小さくなりますが、《関宿教室》も地道な活動を続けています。

こうした日本語教室で活動する講師を養成する研修を年1回行っています。日本語ボランティア入門講座や、それに続くレベルアップ講座では、スタッフが日本語の教え方のレベルを向上させるために勉強しています。。

  • 2023年秋の日本語ボランティア講座 修了生たち

  • 受講する姿は熱心そのもの

国際理解教育の支援

市内の小学校数校で、国際理解を目的とした教室を毎年開催しています。ここでは前述した日本語教室に通ってくる受講生や一部外国語講座の講師が、外国人講師となって活躍しています。彼ら彼女らの口から直接聞く「まだ見ぬ世界」の話に生徒の興味は徐々に高まり、お互いの国に対する理解も深まってきます。留学経験のある日本人が講師を務めることもあり、国際交流の小さな入口となっています。

 

日本人を対象とした外国語教室

10年ほど前から外国語講座を開講しました。英語・韓国語・中国語・タイ語の4か国語です。特にタイ語の講座が常設されているのは珍しく、母国で教師をしていた方が講師をしています。

 

身近な地域で国際交流を図るイベントの開催

国際交流フェスタの開催や地域のイベントへの参加を通じて、地域での国際交流を図っています。フェスタでは外国の料理が人気でしたが、コロナ禍以後は飲食を避け、衣類など各国の特色が出ている物を各自の家から持ち寄って展示しています。外国から来て日本で暮らしている方が、母国の文化に触れて喜ぶ場面も見られました。

 

年末お楽しみ会

2022年度は「NPO法人地球のステージ」と連携して国際交流特別公演を主催し、約800名の参加がありました。「地球のステージ」とは、映像・スライドとライブ音楽と語りを組み合わせたステージです。実際に海外で体験した話を聞き、異国の音楽や文化に触れて、大人も子どもも一体となり感動が広がりました、第二部では、SDGs(持続可能な開発目標)に取り組む中学生たちが、堂々とした発表を披露しました。今後は他団体と連携して、外国人の方たちに日本の伝統的な文化や芸能を披露する予定です。

 

他団体とも連携して若い方たちにもアピールを

当面の課題としては、常時活動できるスタッフが少ないこと、拠点となる事務所が無いことが挙げられます。そこで事務所探しと並行して、コロナ禍で縮小していた学生ボランティアへの働きかけに力を入れています。手始めにYouTubeで各国の料理の紹介を企画し、まずタイ料理を紹介しました。さらに大学の文化祭とのコラボも計画して、若い方たちへのアピールを考えています。

若い会員を増やして、地域での国際交流の輪がますます広がっていくようにがんばります。皆さまのご支援・ご協力をお願いします!

 

お問い合わせ先

野田市役所 企画調整課

所在地:野田市鶴奉7-1
TEL:04-7123-1065
メール nodashikokusai@yahoo.co.jp
ホームページ https://nianoda.perma.jp