理事長メッセージ

 2019年度、千葉県では相次ぐ災害に見舞われました。改めて、令和元年房総半島台風・東日本台風および10月25日の大雨により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。そして、被災された産地、メーカー、自治体支援を目的に呼びかけた「緊急支援募金」へ多くの善意をお寄せいただいたことに感謝申し上げます。ささやかではありますが復興に向けての一翼を担えたことを誇りに感じております。

 さて、皆さまご承知の通り、2019年12月に発生した新型コロナウイルスの感染拡大によって社会が大きく変わりました。生協の組合員活動も大きく制限され、2月下旬以降、組合員同士だけでなく、生産者やメーカーとの交流もできなくなり、毎年3月に開催していた全国の生産者と組合員との交流会も中止となりました。生産者からは「災害時の支援、日常の利用について、組合員の皆様にお礼と感謝を伝えたい」と聞いていただけに残念でなりません。また、外出自粛に伴い注文数が増加し、欠品や配送の遅れなど大変ご迷惑をおかけしていますこと、お詫び申し上げます。天候による災害時も同じですがパルシステムは、くらしを支える物資をできる限りお届けする使命を持っています。生協の基本である「助け合い」の精神を発揮し、パルシステムに関わる一人ひとりが一丸となってこの局面を乗り越えていきたいと存じます。

 2030年ビジョン作成にあたり、多くの総代・組合員、職員の声を集めてまいりました。2015年に国連で採択された『SDGs(持続可能な開発目標)』は「誰ひとり取り残さず、すべての人にとって尊厳ある生活を現実のものとするため」の目標としています。2030年ビジョンは、このSDGsの考えとも合致しています。暮らしていく上では様々な課題がありますが、人や地域とつながりながら解決できる社会の実現に向けて、生協という仕組みをもっと活かせるはずです。私たち一人ひとりが知恵を寄せ合い、協同の心でくらしを豊かにしていきましょう。

パルシステム千葉
理事長

佐々木 博子