ちば緑耕舎

産地情報 千葉県印旛郡栄町和田114-30

あたりまえのことをあたりまえに

千葉県の北部、利根川と印旛沼に囲まれた地域で「千葉こしひかり」を生産する【ちば緑耕舎】。
北総台地の肥沃な大地と穏やかな気候に恵まれ、丹精こめて育てたお米はとてもおいしいと評判です。薄蒔き、疎植、深水、米ぬか、紙マルチなど、技術と経験を駆使して 「エコ・チャレンジ米」「コア・フード米」を生産しています。エコ・チャレンジ米は農薬削減率71%と、他に類を見ない削減率となっています。
「農作物は、自然界から奪いとるものではなく、自然から与えられて感謝する恵みである」という、ちば緑耕舎の農法は、生態系の循環を理想とし、そこに出来るだけ近づけるよう努力するものです。未来へと続く今日であるために有機農業に取り組んでいますが、簡単にできる事ではないため、たくさんの工夫と努力をしています。
自分たちの農法を実践することで、地上だけではなく、土の中や水の環境改善に寄与し、安全な農作物の生産はもとより、日本人の原風景とも言える「水田のある景観」を次代に残そうとしています。

  • 田んぼに棲む生き物をご紹介

    2020春

  • 田んぼに棲む生き物をご紹介

    2020夏

生きもの調査

ちば緑耕舎の水路にもたくさんの生きものが棲んでいて、印旛沼で繁殖した外来種の亀が流れつくこともあります。環境保全型農業を進めることにより、田んぼや水路の生態系に変化が現れてきました。毎年行う「生きもの調査」の結果により、減農薬によって増えたイトミミズが田んぼに良い影響を与えていることがわかりました。「自然は食に繋がっている」ことがよくわかります。

組合員交流

パルシステム千葉では毎年「生きものとふれあう田んぼ体験」と題した全4回の連続体験を開催しています。田植え、田んぼの草取り、稲刈り、ミニ門松・お供えづくりまでを体験!毎日食べているお米がどのように作られているかなどを知る大事な「食育」の場となっています。水路の生き物やイトミミズを探す「生きもの調査」も行うことで、食と命がつながっていることを実感できます。また、産地女性部が作る昼食も大人気で、毎回おかわりの列が途切れません。
9月には予約登録米の「千葉こしひかり」登録者限定の稲刈り体験も開催します。自分の食べているお米がどこでどのように育ったかを実際に目で見て、稲刈りを体験をすることで、「毎日食べているお米に愛着が湧いた」という声も寄せられます。なかなか体験できない田んぼ交流は毎年人気企画となっています。

予約登録米

予約登録米は、田植え前に組合員が予約登録した米を4週に1度、定期的に届ける仕組みです。ライフスタイルに合わせて量や配達週を選ぶことで、精米したてのおいしい産直米を食べ続けられます。
生産者は組合員の事前登録があることで、非常に手間のかかる化学合成農薬や化学肥料にできるだけ頼らない環境保全型の米作りに、安心して励むことができ、一方で組合員も栽培基準が高い(コア・フードやエコ・チャレンジ)米を安定して利用することができる、組合員と生産者の双方にとってメリットのある仕組みです。

パルシステム千葉独自の予約登録米 「千葉こしひかり」

お米は私たちにとっていちばん身近で、大事な食べもの。『安心して食べられるもの』をつくることが一番です。
ちば緑耕舎では、化学肥料や農薬を少なくし、いつも安心して食べられるお米作りを目指し、生産者それぞれが試行錯誤をしながら日々努力しています。そんなちば緑耕舎の想いのこもった「千葉こしひかり」を、パルシステム千葉の組合員限定で予約できます。