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お知らせ

2021/05/07
お知らせ

パルシステム千葉は、2001年度に「パルシステム千葉コミュニティ活動助成基金」を設置し、地域の課題に市民事業・活動として取り組む団体に対して、資金や広報の面で支援しています。

 

今回、2020年度の交付団体の一つである『NPO法人 ハイティーンズサポートちば』の皆さまの活動について、ご紹介させていただきます。

団体HPはコチラ

理事長 吉永 馨さん

活動紹介

●活動を始めたきっかけ

16~18歳を中心とした高校生くらいの世代は「貧困が見えにくい」とされ、経済的困難や生きづらさを抱えていても「SОS」が出しづらい状況があります。千葉県の公立高校中退者は毎年約1,000人に上ります。高校卒業後も家庭の経済事情等に左右され、進学を諦めざるを得ない生徒の実態があります。

 私たちは、この5年間、このような10代後半の若者支援をテーマに、「千葉県夜間定時制高校の給食を守る会」、「高校生の食を考える会」として活動してきました。

こうした活動を継続し、学校・地域・行政等と連携をはかりながら幅広い若者支援活動を行うため、2020年にNPO法人ハイティーンズサポートちばを設立しました。    

 

●おもな活動内容

 「10代後半の若者への食支援、修学・就労支援と個別相談活動」として、以下の事業を行います。

 

① 若者食支援事業  

十分な食の確保ができない若者への食支援事業として、フードバンクちばや農業生産者等と連携しながら、お米や野菜等の食品を配布する活動を行います。昨年度は県立高校4校で生徒500名にお米を配布しました。

10月に千葉工業高校で行われた配布会に参加した生徒からは「専門学校へ行くお金が無くて、アルバイトも夜勤も入れて大変なのと、父親が家でご飯を食べさせてくれないです。毎食きちんと食べさせてほしいです。」などの切実な声が寄せられています。今年度も5月以降、数校で食支援を実施する予定です。

 

②    高校生居場所づくり  

県立高校における「校内居場所カフェ」の開設に向けた準備を行います。

すでに実施している神奈川県や大阪府のケースを参考にしながら、今年の秋口には市川工業高校で月に1~2回、全日制や定時制の生徒が利用しやすい時間帯にいろいろな人と交流や相談が可能で食支援もできるようなスタイルで運営する予定です。

 

③    支援交流事業  

若者の貧困問題や食・就労支援の取り組みに関する講演会を年2回開催し、福祉・教育機関、支援団体の交流の場として活用します。昨年度は2回行い、約100名の参加がありました。

今年度は5月16日(日)に作家の雨宮処凛(かりん)さんを講師に迎え「コロナ渦、貧困の記録~2020年この国の底が抜けた」を開催します。

 

その他にも、若者相談事業 (LINE等利用した個別相談)、若者修学・就労支援事業や広報活動(広報誌「#ユースサポート 16,17,18」を年4回発行)を行っています。 

●地域の方へのメッセージ

私たちのNPOは昨年6月に手探り状態で活動を開始しました。しかし、新型コロナウイルスの感染が長期化する中、困窮世帯にある子どもへの食の確保が緊急の課題であることを知りました。

 昨年10月以降の「お米配布会」の活動では、地域の子ども食堂、若者支援団体、市民、大学生の皆さん・・・回を追うごとに多くの方々が精米やお米の小分け作業に参加していただきました。あらためて地域の皆さんの力、連携して行うことの大切さを学ばせていただきました。

 2021年度、法人化2年目を迎え、引き続き地域の方々のお力が必要です。どうかよろしくお願いいたします。

 

県立高校の元先生たちも駆けつけてお米の袋詰め作業
10月14日(水) 千葉工業高校で新米の無償配布会

 

パルシステム千葉助成金の活用

 講演会・相談会の開催費用、食品・野菜等の運搬費用、広報費用に活用しました。

お問合せ先

NPO法人 ハイティーンズサポートちば

住所:船橋市丸山3丁目10番16号

TEL:090-3525-2055

ホームページ:https://hs-chiba.net/