4月には遅霜があったり、夏日があったりと栽培管理面で苦労しましたが、5月は気候もよく安定した栽培が行えます。
現在は、これまでの『育苗してからハウスに植え付ける』方式から、『ハウスの土に直に種を播く』方式に切り替えた栽培に取り組んでいます。今回は切り替えた栽培方法についてご紹介します。ポイントは下記の2点です。
①手押し種まき器の採用(写真参考①)
種を等間隔で落としていく手押し車で種をまきます。『苗を植え付ける』方式に比べ、作業負担が軽減されるため、栽培株数を簡単に増やすことができます。
②水やり方法の変更
これまでは点滴チューブによる水やりを行っていましたが、ハウス表面全体に水が広がる散水チューブ(写真参考②)による水やりに変更しています。どこに種をまいても水があげられる方式です。
農業は非常に多様な技術があります。色々と試して経験を積んでから決定していきたい所ですが、簡単に試すには難しい点が多くあり、次々変えていけるものではありません。資材の勉強や、事例を考慮し判断しています。
~ベーコンとチンゲン菜のお味噌汁~
【材料】
チンゲン菜2株、ベーコン3枚、サラダ油小さじ1
みそ大さじ2、牛乳1カップ
【作り方】
①ベーコンは2cm幅に、チンゲン菜はザク切りにする。
②鍋にサラダ油小さじ1を入れて中火にかけ、ベーコンを1~2分間いためる。チンゲン菜を加え、サッといためる。
③熱湯を3カップを注ぎ(はねないよう注意)、みそを溶く。牛乳を加えて味を調え、煮立ったら火を止めて完成!