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お知らせ

2022/10/26
お知らせ

【事業名】移動型のアートワークショップ事業

 

▼こうして助成金を活用しました!

木を加工する道具を増やしました。木材の使い方の幅が広がり、ワークショップの内容を充実することができました。

 

パルシステム千葉コミュニティ活動助成基金
地域の諸課題に市民事業・活動として取り組む団体を資金や広報の面で支援するために、パルシステム千葉が2001年度から設置しています。

 

「うまく描けないから絵を描きたくない」

学童保育や保育園などさまざまな所で子どもたちとふれあう中で、「うまく描けないから絵を描きたくない」という声や、自由に作っていいと言われると手が止まってしまう子どもを見て、とてもショックを受けました。指示をされることに慣れ、周りからの評価を気にして、自分の頭で考えて行うことが難しくなっている子どもが増えているように感じます。

 

もっと自由に、自分の頭で考えたり作ったり・・・そうやって自分を表現することの楽しさを味わってほしいなという想いを持ちながら、アート教室「atelierなないろ」を主宰しています。

 

どうしたら届けたい人たちに手が届くか

最近の子どもたちは自然とのかかわりがとても少なく、コロナ禍も加わり、人とコミュニケーションする機会まで制限されてしまっています。教室に来る機会のない子どもたちの中にも、こうした活動を必要とする人たちがいることも気がかりでした。

 

それなら「こちらから出向けばいい」というアイデアが浮かび、移動型アートワークショップ事業「Play Art Track」が生まれました。

 

公園やイベント会場などで、出前のアートワークショップを行っています。ワークショップに必要な道具や材料を全て車(Art Track)に積み込み、子どもたちとの創作活動に出向きます。フットワークの軽さが何よりの強みです。

自然とのかかわりも大事にしたいから

ホンモノを使ったワークショップに力を入れています。これまで木を削った色えんぴつ作りや、木材を自由に組み合わせた工作などを企画しました。木の工作では、ギターを作ったお子さんがいました。大人には思いつかない大胆な発想に、私もわくわくしてしまいました!

 

折り畳み式の鋸を使って

えんぴつを削るように

主宰する相澤 奈那さん

 

偶然の出会いも大切にしたいので、なるべく当日参加もできるようにしています。カナダでベビーシッターをしていた時、公園では大人も子どもも“その場で”仲良くなり、親しく言葉を交わしていました。楽しそうな大人を見ることも、子どもたちの自由な育ちにつながっていくはずです。解放感のある野外イベントでは、そういう雰囲気を再現したいと考えています。

 

今後は、千葉市内の放置竹林の竹を使ったワークショップも予定しています。それを機に、竹のワークショップを定期的に開催することで放置竹林を活用し、竹林の整備にもつなげていきたいです。

アートの力で子どもたちが自分を肯定できる社会を

木育コーディネーターの集まりで、パルシステム千葉の助成金のことを教えていただきました。そこでのつながりで、同じ助成を受けた他団体のところでもワークショップを開催しました。まだ始動したばかりなので、広報活動に力を入れて人脈づくりをしていくことが当面の課題です。「うちにも来てほしい」「いっしょにやりたい」と声をかけてくれる方がいたら嬉しいです。

 

アートのいいところは、答えが人の数だけあること。これが正解!ということを、他人ではなく「自分で」決められることだと思っています。「自分がこうしたい」ことを表現することを通して、子どもたちが今よりもっと自分自身を肯定できるような社会をつくっていきたいです。

屋内でのワークショップも

 

お問い合わせ先

「Play Art Track」

所在地:千葉県千葉市中央区

メール at.nanairo@gmail.com

インスタグラム https://www.instagram.com/atelier_nanairo_chibashi/
        (atelierなないろ)