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お知らせ

2021/10/06
お知らせ

【事業名】人を通して障害を識るフリーペーパー「gente(ヘンテ)」発行

 

2020東京パラリンピックに出場した方々も過去号に登場。
vol.001取材:山口さん/ゴールボール
vol.011取材:佐々木さん/ブラインドサッカー

 

▼こうして助成金を活用しました!

「gente vol.014」の制作費用に充てます。視覚障害の中でもあまり知られていないロービジョン(弱視)を取り上げます。

 

 

パルシステム千葉コミュニティ活動助成基金
地域の諸課題に市民事業・活動として取り組む団体を資金や広報の面で支援するために、パルシステム千葉が2001年度から設置しています。

障害とは「社会の側」にあるもの

東京パラリンピックに向けて機運の高まりつつあった2017年、社会において障害者との接点が少ないことが気になりました。普段はどんな日常生活を送っているのか知りたくなって取材を始めたのですが、そうするうちに、障害とは「社会の側」にあるもので、社会にある障害に直面している人たちが障害者なのだと気づきました。

 

どこにどんな障害があるのか、障害に直面している人たちの視点で知ることが大切だと思います。そこで取材してきたことをフリーペーパーとして発信し、社会にある障害と、それに直面する人たちに関心の薄い方たちにも目を留めていただければと思い、2018年に「gente(ヘンテ)」を創刊しました。

 

vol.014(助成対象企画)で取り上げる大平さん
ロービジョン(弱視)のため画面を顔の目の前まで持ってきて、ようやくスマホの文字が読める程度。

 

 

障害のある方たちが働くコミュニティカフェ「ひなたぼっこ」(船橋)に発送作業を委託しています。

フリーペーパーである理由

gente(ヘンテ)とは、スペイン語で人々という意味です。
ひとりひとりの機能の違いによって「社会の側にある障害」に直面している人たちを取材し、首都圏を中心にフリーペーパーとして配布しています。

 

無料配布の理由は、団体のビジョン「無関心から関心へ。ひとりひとりが変わるきっかけを作り出す」に基づいています。障害は「自分と関係ないもの」と感じている人にこそ読んでもらうため、ネット記事や有料の媒体ではなく「気軽に、偶然に」手に取れるフリーペーパーとして発行しています。

 

もちろん発行には費用がかかるので、企業や団体からの寄付や助成金のほか、個人の購読会員からの寄付にも支えられています。また、購読者には本紙に掲載しきれなかった情報をまとめた別冊が郵送で届きます。

 

自分が障害者と接するときにどうしたらいいのか

私たち編集部は主要メンバーが3名で、お住まいの地域で配架を助けてくれる読者サポーターが3名います。「gente(ヘンテ)」にかかわる人には、障害や福祉の専門家はひとりもいません。だからこその読者目線で、読みやすくわかりやすい記事の作成を心がけています。

 

今年のパラリンピックでも、マスコミで取り上げるのは選手たちの活躍のみで、仕事や生活など普段の様子や、障害のある人たちの暮らしが私たちとどう違うのかなどは、わからないまま。読者交流会でも「障害者と接する時にどうしたらいいのか知りたい」という声が多いのです。
障害に直面している人々の情報は圧倒的に足りていないのが現状です。

右手首欠損:ギタリストのLisa13さん
2020東京パラリンピック閉会式にも出演。おしゃれなディスプレイを前に代表の大澤さん(左)と。

 

 

錦糸町マルイ5F「ミライロハウスTOKYO」
バックナンバー含め全号が揃う唯一の配架先です。

認知度アップを力に、さらなる連携や読者交流も!

取材対象は、常にアンテナを張って情報収集に努めていますが、「gente(ヘンテ)」の認知度が上がるにつれて、紹介や取材依頼も増えてきました。今後、さまざまな連携企画(ex:ミライロハウスtokyo様との連動配信など)が増えていく予定です。

 

一方、活動が活性化するにつれて、人員と資金が追い付かない状況になってきました。活動人員と活動資金をどう確保するかが、大きな課題です。

新型コロナウィルスの影響で、フリーペーパーの配布先に人が来ない、配布予定のイベントが中止になるなど発行部数・配架先数ともに停滞してしまっています。読者交流会はオンラインで開催しましたが、新型コロナウィルスが落ち着いたら実際に読者と会って、もっと交流を広げていきたいです。

 

gente(ヘンテ)編集部からのメッセージ

会話しているかのような感覚で読めるフリーペーパーです。

「gente(ヘンテ)」は福祉の専門書ではなく、当事者へのインタビュー媒体ですので、実際にその方と会話をしているかのような感覚で読めます。ぜひ一度手に取っていただき、障害のある方が普段どんな仕事や暮らしを送っているか、関心を持っていただけたらと思います。

【お問合せ先】

gente(ヘンテ)編集部

所在地:千葉県松戸市

メール info@gentepaper.org

ホームページ:https://www.gentepaper.org/

 

※ご支援、配架希望、活動参加などのお問合せは、メールまたはHPのお問合せフォームよりお願いします。