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お知らせ

2021/04/19
お知らせ

パルシステム千葉は、2001年度に「パルシステム千葉コミュニティ活動助成基金」を設置し、地域の課題に市民事業・活動として取り組む団体に対して、資金や広報の面で支援しています。

 

今回、2020年度の交付団体の一つである『とうかつ草の根フードバンク』の皆さまの活動について、ご紹介させていただきます。

団体HPはコチラ

フードドライブで集まった食品をお届けしました。

活動紹介

●活動を始めたきっかけ

「子ども食堂からその先へ」をテーマに、東葛6市(松戸・流山・野田・柏・我孫子・鎌ヶ谷)の約60か所の子ども食堂を通じて、食を必要としている地域のご家庭に食品を届け、つながりをつくることによって孤立を防げればと思い、2019年11月に設立しました。  

 

●おもな活動内容

当団体の大きな特長は、食材を東葛6市の「子ども食堂ネットワーク」を通して、地域の子ども食堂に配分していることです(緊急時を除く)。各子ども食堂は、それぞれの活動で見えてくる「困難を抱えているご家庭」に直接、食品をお渡してつながりを持つことで、社会から孤立させないように継続的に見守ることが可能となります。行政等からの依頼により、状況が深刻な家庭に緊急支援を行うことも非常に多く、「頼れる親族もなく途方に暮れていた。家族全員の命が救われました。」とおっしゃっていただいたこともあります。

今年2月にはシンポジウム「食と安心を届けよう!~Withコロナ時代のつながりづくり~」を開催し、コロナ禍におけるシングルマザー家庭の窮状と問題について、NPO法人「しんぐる・まざあずふぉーらむ」理事長赤石千衣子さんに講演いただくとともに、昨年ご支援いただいた企業、団体の事例報告等を行いました。参加企業からは「現状を知り、すごくショックだった。社内に持ち帰り、自分たちにできることを検討していきたい。」などの声をいただきました。

また、「コロナに負けるな緊急アクション 食と安心を届けよう!」キャンペーンを4~5月で実施し、2か月で12トンの食品を必要なご家庭にお届けしました。

 

●今後の課題・活動について

フードバンク活動は規模が大きくなればなるほど経費となる送料の負担が重くなります。この問題を解消するための1つのアイデアとして、その地域の子ども食堂とフードバンクのセットを各地につくり、そのユニット同士がつながっていくことにより結果的に広域をカバーする、というシステムを考えています。これが実現すれば、輸送に関する様々なロスが減るだけでなく、地域の隅々まで目を届かせることも可能であり、フードバンク間で過不足している食品をスムーズに融通することもできます。 

また、昨年4月から支援依頼が急増しましたが、給食が休止して使用できなくなった食材や企業の在庫などの寄付も大幅に増えました。しかしコロナ禍の長期化により、支援依頼はその後も増える一方であるにもかかわらず、以前のようなまとまった寄付が減ったことにより在庫は少なくなっています。

今後はいただいた寄付金で不足する食材等の購入を検討する一方、良好な関係を築いている行政やその他民間団体にフードドライブの実施を依頼したり、さらには再びシンポジウムを行い、多くの方々に現状を知っていただきたいと思っています。

 

●地域の方へのメッセージ

コロナが格差と貧困を拡大し、食事もままならないような家庭が見えないところで増えてきています。ご家庭に眠っている食品を有効活用し、必要としている家庭に手渡しで届けることで孤立をさせないという「とうかつ草の根フードバンク」の活動にご協力をお願いします。

 

助成金で購入した冷蔵庫

組合員の方々から寄せられた食品

 

パルシステム千葉助成金の活用

常温保存以外の食品も受け入れるための業務用冷蔵庫の購入や、シンポジウム「食と安心を届けよう!~Withコロナ時代のつながりづくり~」を実施するための費用として活用しました。

 

お問合せ先

とうかつ草の根フードバンク

住所:千葉県流山市鰭ヶ崎1273

メール:toukatsufb@gmail.com