11月 パルシステムのつどい ②
2016/12/07レポート公開
開催日:11月29日(火)
イベントレポートサポーター:岡部 佐有里さん
カタログでもおなじみのゆう屋さんの商品がどのように開発されたか、そしておいしい食べ方をメーカーの方から直接お聞きできるつどいが開催されました。
まずは(株)ゆう屋 取締役営業部長の榎本頼繁さんより、会社の概要と、商品がどのようにして作られているか説明がありました。
パルシステムで扱っているゆう屋の商品はボイル品や自然解凍の焼き魚が中心です。
それらの作り方は、それぞれに適した調理工程があります。焼き魚は、遠赤外線とガスオーブンの2段階工程にすることで中まで香ばしく、かつ焦げずにきれいに焼けるそうです。
また、煮魚は、お湯で下処理をし、魚独特のにおいや臭みを抜いて食べやすくし、その後58~95℃の低温調理。身をふっくらとさせ、食べやすくするためにはこの工程が不可欠と教えていただきました。
こだわりは味付けにも。「さばの味噌煮」では国産の信州味噌に西京味噌を合わせ、さらに濃口醤油を加えて食べやすい風味に仕上げています。また、「さばのみぞれ煮」はみぞれの食感と甘辛さを出すために、大根粉末の加工にとても苦労したとの事。粉末にする工程を調節し、今のおいしいみぞれが完成したそうです。
次に千葉県漁業協同組合連合会の宮地直一さんより、新製品開発のお話を伺いました。
「天然ぶりのゴマ味噌だれ仕立て」は、国産の天然寒ブリを15グラムの切り身にすることでふっくらと焼き上げることができ、食べやすく工夫されています。味付けでは味噌をベースとし、すりゴマとお酢を加え、さっぱりとした味わいに。魚だけではなく、棒状のごぼうを入れることでボリュームアップにも成功。サラダのようにも食べられるようになっているそうです。
お話が終わったところで質問の時間。「どうすればおいしくボイルの魚が調理できるか」という質問に、榎本さんからは「沸騰したお湯の中に入れてしまうと、火が通り過ぎてしまい食感が悪くなる」との答えが。コツは「グラグラしたお湯に入れず、沸騰後は弱火にしてボイルすること」だそうです。
その後はいよいよ試食。今回は添えた野菜も、さばの味噌だれ・みぞれ煮のたれで「いただきます」。
試食しながら「今度注文してみよう!」、「これなら食べやすいし子どもも食べてくれるかな」、「冷凍品はちょっと抵抗があったけど、こだわりを聞いて注文したくなったわ」と感動の声がテーブルから聞こえてきました。
私たちの食卓に欠かせない魚。実際に詳しい工程をメーカーの方から聞くことができる機会はなかなかありません。おいしい食べ方を聞き、こだわりを知ることで商品に興味を持つことができます。皆さん「目から鱗」のお顔でつどいは終了。
これを機会に魚を食べてみんなが笑顔になればいいな、と思うつどいでした。
※本日のメニューはこちら
近頃食卓からお魚が遠ざかり気味です。
下ごしらえが面倒、料理が難しい、値段が高いなどの理由からでしょうか?
カタログでお馴染み、ゆう屋さんの「さばの味噌煮」、「みぞれ煮」は冷凍でストックし、凍ったままボイルするだけ。忙しい日にもサッと用意できるのが魅力!魚のことをよく知る老舗だからこそ、家庭ではなかなか出せない味わいを実現。
メーカーさんから商品作りの秘話を聞ける、またとない機会です。
たくさんのご応募お待ちしています。
*メニュー (予定)
・さばの味噌煮、みぞれ煮、
・おいしいタレでもう一品 などなど
講 師 : (株)ゆう屋さん
募 集 : 20名 *応募多数の場合は抽選
持ち物 : エプロン、三角きん、ふきん、台拭き、マスク
保 育 : お子さんは保育にお預け下さい(4ケ月~)
(要予約 1人500円、チーパス提示で300円引き)