イベントレポート

イベントレポート

2021/03/17レポート公開

毎年全国の産直産地から生産者が、東京・神奈川・千葉などパルシステム組合員と交流する場となる「県別交流会」。千葉では産直ランチを食べながら交流する形で開催してきましたが、昨年は泣く泣く中止に。今年こそはと初めてのオンライン開催に挑戦し、生産者21名、組合員39名、職員を合わせて100名を超える参加がありました。

メインは「オンライン産地リレー」!

7つの産地から中継をつなぎ、家にいながら産地の今を見て回ることができる産地リレーは、オンラインだからできる楽しい企画となりました。

 村悟空(千葉県旭市)

トップバッターは北海道から「士別農園」…だったのですが電波の状況なのか中継がつながらなくなる事態に!出だしからオンラインならではのトラブル発生です。

急遽2番手だった千葉の「村悟空」の高木さんに、ミニトマトが生い茂るハウスの中から中継をつないでもらいました。途中、画像や音声が途切れることもありましたが、村悟空の事務所から宮崎さんと米本さんがうまく掛け合いをしながらつなげてくれました。ハウスで収穫したミニトマトを投げたら事務所に届くという演出も!皆さんが仲良く楽しみながら作業している様子が良くわかりました。

士別農園(北海道士別市)

士別は一面雪景色。ビニールハウスも高さ半分埋まるほどの積雪を背景に「士別農園」代表理事の古市さんが満を持しての登場です。「今日は暖かくて3℃あります。」とのことでしたが、前日はマイナス20℃だったとか。千葉にいるとマイナス20℃は想像できませんね。

「本州ではここまですることはないと思いますが」と、玉ねぎの種をまいた上に銀色のシート、さらにビニールトンネルと多重に保温する様子を見せてくれました。地域によって気温も環境も様々なので農法も違ってくるのですね。

旭愛農アグリイノベーションカンパニー(千葉県旭市)

「千葉では、もう葉玉ねぎの収穫なのに、北海道では今種をまいていたのか…」と感動しきりなのは、コア・フード平飼いたまごの産地、「旭愛農アグリイノベーションカンパニー」です。当日は鶏舎から中継をする予定だったのですが、今年に入り千葉県では鳥インフルエンザが発生しています。以前に撮影した動画を見ながら生産者の加藤さん、事務局の野村さんにお話しいただきました。

加藤さんが鶏舎でキャベツの外葉を見せるとワッと寄ってくる鶏たち。エサの時間以外だと知らん顔して遊んでいるのだそうです。長年育てている加藤さんも、鶏は面白いといいます。光と風が入り自然に近い場所でストレスなくのびのびとしている鶏の様子が良くわかりました。

サン・ファーム(長野県長野市)

続いて長野県のりんご産地「サン・ファーム」。19年の台風で千曲川の堤防が決壊し、30~40㎝程の泥が堆積したリンゴ畑からです。

「当時はパルシステム連合会、パルシステム千葉、産地などから約500名の方に支援活動をしていただきました。また、組合員の皆さまからの支援金もとても助かりました。ありがとうございました。」

「畑も家もだいぶ復興してきているのですが生産者1名はまだ家に入ることができていません。そんな中、リンゴはストレスを抱えながらも花を咲かせてくれました。サン・ファームでは全員でエコ栽培を続けています。収穫量は減少していますが、なんとか組合員に届けることができてホッとしています。」

地域的には復興半ばとのことです。まだご苦労の多いことと思いますが、りんごの木がたくさんの実をつけたら、たくさん食べて応援しましょう!

秋田ふるさと農業協同組合(秋田県横手市)

雪深い秋田から、築200年というなまはげの出てきそうな古民家で、囲炉裏を囲んでいるのは木村さんと佐々木さんです。今年は正月以降に2m以上の積雪があり、育苗用のハウスも多くつぶれてしまったとのこと。それでも、春になれば雪解け水が田んぼに流れおいしいお米が育ちます。楽しみですね。

他に農協の「カントリーエレベーター」(刈取った米を乾燥・貯蔵し、玄米にして出荷する工場)を見せてもらいました。奥のサイロには300tのお米が貯蔵されているそうです。なかなか見ることができない場所を見せてもらいました。

ちば緑耕舎(千葉県印旛郡栄町)

生産者7名のちば緑耕舎、当日は朝からオールスターキャストで中継に臨んでくれました。印旛沼に近い栄町の事務所で代表の杉田さんが紹介してくれたのは種籾の温湯消毒です。温湯消毒とは農薬に頼らずにお湯で消毒するもので、手作業でたいへん手間のかかる様子が見て取れました。

農薬削減で栽培するために一番気をつけているのは「よく観察すること、害虫や病気が出ても慌てないで稲と一緒に我慢して様子を見ること」なのだそうです。「食べてくれる皆さんがいるから頑張れる」と杉田さんは言います。丁寧な栽培で育てられている様子が良くわかりました。

米沢郷牧場(山形県東置賜郡)

産地リレーの最後は阿部さんと伊藤さんです。米沢郷は有畜複合経営(有機農業)で、米・野菜・果物・畜産と多岐にわたり生産しています。今回は鶏肉の紹介をしてもらいました。

鳥インフルエンザの防除のため、鶏舎の外観を見ながらの説明になります。年間20万羽の鶏を育てている鶏舎の前には消毒部屋が設置され、決まった人しか入ることができないなど、防疫対策がしっかりと取られていました。山形も今年は大雪で鶏舎の周りには多くの積雪が見られました。途中通信トラブルで中断してしまった時間もありましたが、見事な景観を見せていただきました!

~各産地より、組合員へのメッセージをいただきました~

【秋田ふるさと農業協同組合】 

パルシステム産地を支えてくださるのは組合員の皆さまです。今後とも変わらずパルシステムをご利用いただき産地に対するご意見ご要望などあればお聞かせください。引き続きよろしくお願いいたします。

【旭愛農生産組合】 

コロナを含めまだまだ大変な時期が続きますが、皆さまのご協力の下、私たち生産者グループも一致団結して乗り越えていきます。落ち着いた際には是非、産地にご来旭いただき、農場や鶏を見学していただけると幸いです。今後ともよろしくどうぞお願いいたします。

【サン・ファーム】

台風19号で被災し、まだ住宅に戻れていないメンバーもいますが、サン・ファームは今年もエコ栽培で美味しいりんごを組合員の皆さまへお届けできるようにがんばります!! 

【士別農園】 

直接の交流会はしばらくできないですが、会える日を楽しみに農作業に励んでいきます。

【村悟空】

村悟空は若手の生産者が増えて、色々な野菜を作っています。おいしい野菜を作るために試行錯誤していますのでどうぞよろしくお願いいたします。またお会いできる日が来る事を信じて、良い物を作り続けます。どうぞお元気で!これからも自信と誇りと情熱を持ち、おいしいきゅうりを作り続けます!!

【ちば緑耕舎】

普通の生活に戻り直接お会いできる日を楽しみにしております。米作りの方は、3月下旬から種まきを行います。今年のお米もよろしくお願いいたします。

【米沢郷牧場】

本日はオンライン交流で皆様とお会い出来て大変有意義な時間を過ごすことができました。本当は実際に会っての交流や、産地に足を運んでいただいての交流が一番だとは思いますが、今の状況を乗り越えたときにお会いできる事を楽しみにしながら日々の生産活動を頑張ります。

 

参加・ご協力いただきました産地の皆さん!ありがとうございました!

イベント概要

開催日程
2021年3月5日
会場
※この企画はオンラインイベントです。
参加費
無料
申込み〆切日
2月22日(月)17:00
お問合せ
TEL:047-420-2605 
メール:
palchiba-kikaku@pal.or.jp  
/組合員・コミュニティ活動推進部 産直交流課 

情報掲載日:2021年1月18日

毎年全国の産直産地から大勢の生産者が参加していた県別交流会。今年度はオンラインで産地をつなぎ、リレー形式で各産地の「今」の様子をお伝えします。
こんな時だからこそつながりを大事にしたい!組合員と生産者ともに身近に感じられるよう、オンラインならではの交流会を一緒に楽しみましょう!


◆募集:30名程度

◆参加費:無料

◆内容
「Zoom」(オンライン会議ツール)を使用した交流会です。産直産地と参加者宅とをオンラインでつなぎます。産地の様子を教えてもらい、各地からの楽しい産地クイズなどを予定しています。

◆参加予定

  • 秋田ふるさと農業協同組合(秋田県横手市)
    「エコ・秋田あきたこまち」「秋田あきたこまち」「産直ごはん(パック)秋田あきたこまち」など
  • ちば緑耕舎(千葉県印旛郡栄町)
    「コア・フード千葉こしひかり」「エコ・千葉こしひかり」
  • サン・ファーム(長野県長野市)
    「エコ・りんご」「桃」
  • 米沢郷牧場(山形県東置賜郡)
    「米沢郷鶏」「米沢郷鶏スパイシーフライドチキン」など
  • 旭愛農生産組合/アグリイノベーションカンパニー(千葉県旭市)
    「コア・フード平飼いたまご」「産直たまご」
  • 村悟空(千葉県旭市)
    「青果(きゅうり・ミニトマト・トマト・しょうが・大根・キャベツ・人参・春菊・ブロッコリー・とうもろこしなど)」
  • 士別農園(北海道士別市)
    「エコ・たまねぎ」「エコ・じゃがいも」「エコ・かぼちゃ」「北海道おぼろづき」(米)「士別みそ」(千葉独自商品)など

\おうちで/#産地とつながろう

自宅にいながら産直産地をより身近に感じることのできる【新しいカタチ】の産直交流。
訪れる機会があまりない産地の「今」を見たり、出荷場や作業の様子をのぞかせてもらったり、パルシステム産直産地の魅力を自宅で体験することができます。

コロナ禍にある今だからこそ、パルシステムを支える産直産地との絆を深めましょう!