今も苦しむ人たち ~水俣と福島から考える~
福島原発事故からまもなく12年。原発事故後、甲状腺がんとなった福島県内の男女7人が、自分の病気は放射線による被曝の影響であるとして、東京電力を訴える裁判を起こしました。立ち上がったのは事故当時16歳から6歳の子どもです。しかし、政府や福島県は、原発事故による健康被害を認めていません。声をあげた原告も交え、ともに考えます。
伝説の写真家ユージン・スミスの瞳とカメラを通して映し出されたのは、日本四大公害の1つ「水俣病」。ニューヨークで荒んだ生活を送っていた彼が、情熱的な日本人通訳者アイリーンに撮影を頼まれたことから物語は始まります。環境被害に対する警告、人間の命の輝きと美しい絆を焼き付けた作品です。
出演:ジョニー・デップ、真田広之
國村隼、美波 他
音楽:坂本龍一
第70回ベルリン国際映画祭 招待作品
●講演 福島原発事故と甲状腺がん裁判
井戸 謙一氏
(弁護士/311子ども甲状腺がん裁判弁護団長)
●パネルディスカッション
福島原発事故を巡り何が起きているのか?
~被害者を沈黙させる構造と抵抗~
井戸 謙一弁護士
アイリーン・美緒子・スミスさん
(グリーン・アクション代表)
311子ども甲状腺がん裁判の原告
コーディネーター:白石草
(OurPlanet-TV)
●活動報告 エナガの会
※午後の部は、オンライン視聴もできます。
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※フォーラムの詳細はチラシをご覧ください。⇒ チラシはこちら