主催 原発さよなら千葉
福島原発事故の原因究明はなされておらず、そして多くの人々が原発の再稼働に反対しているにもかかわらず、国は原発の再稼働を推し進めています。
また3年後に東京オリンピックを控え、福島は順調に復興しているかのように宣伝しています。
このような状況のなかで反原発運動の展望をどう持つのか、「福島のいま」の現実は?について語っていただきます。
武藤類子さん「さようなら原発集会―2011年9月19日」の発言から
福島はとても美しいところです。
東に紺碧の太平洋を望む浜通り/桃、梨、りんごと果物の宝庫の仲通り/猪苗代湖と磐梯山の周りに黄金色の稲穂が垂れる会津平野/その向こうを深い山々が縁取っています/山は青く水は清らかなわたしたちのふる里です。
3.11を境にその風景に目には見えない放射能が降り注ぎ、私たちは被ばく者となりました ―中略― 「大きな犠牲の上になお、原発を推進しようとする勢力があるのだ」
原発をなお進めようとする力が垂直にそびえる壁ならば、限りなく横に広がり繋がり続けていくことがわたしたちの力です。