イベントレポート

イベントレポート

2021/02/22レポート公開

新年を迎えて1月に開催した産直交流は2企画。どちらオンライン開催でしたが、産地の様子や工場の中などを見せていただき参加者も満足な交流となりました。

1月19日(火)産直連続講座リモート版「長有研」開催報告

年間5産地とつながる産直連続講座。今年度第3弾は長崎県「長有研(ちょうゆうけん)/長崎有機農業研究会」とつながりました。

まずは、南島原市のブロッコリー畑から、長有研、生産者・事務局の近藤さんがライブ中継を行いました。当日はお天気も良く雲仙普賢岳が良く見えました。写真の畑のブロッコリーは2月中旬に出荷予定のものだそうです。今年は生育が遅く、通常11㎝に育ってからの出荷になるのですが、今は発注に間に合わせるために小さいものを2つにするなどの工夫をして出荷しているそうです。 天候に左右される生育状況をみながら、出荷数を確保するご苦労を知りました。
また、ここ近年は鳥の被害にも悩まされているそうです。鳥はブロッコリーの葉を好んで食べ、その時にフンを落としていくのが困ってしまうとのことでした。

次に、生産者・栽培管理責任者の西田さんにじゃがいも・玉ねぎの畑を見せてもらいました。有明海の見える段々畑はとても景色の良いところでした。12月に種を植えてマルチを張ったじゃがいも畑。今はマルチの下で芽吹いているじゃがいもの芽をを穴をあけて出す作業をしていました。玉ねぎは青い葉が伸びていて3月上旬に収穫作業に入るとのことでした。

後ろに雲仙普賢岳が見える畑
有明海を臨む段々畑

参加者から「無農薬・減農薬での栽培についてどのような工夫がありますか?」という質問がありました。ブロッコリー畑では通常より畝間、苗間をあけて風通しを良くすることで病気の入りにくい環境を作っているそうで、その様子を見せてもらいました。じゃがいも・玉ねぎは基本的には無農薬で栽培しているとのことでした。長有研の代表の酒井さん、近藤さん、西田さんの掛け合いで、生産者が協力し合いながら作業していることを垣間見ることができました。3人のやり取りの会話は、参加者から「その場に立ち会っていたような気になった」といわれるほど身近に感じました。

酒井代表から長有研の取り組み、有機農業について説明していただきました。長有研の基本理念、『人々の食生活の安全と健康に貢献し、豊かで味の良い食物の生産方法を探究、環境に出来る限り負荷を与える事なく、自然を大切にする明るく希望のある農業を目指します。』に沿って生産されていることがよくわかりました。

続いてリモート調理実習です。柏センターの活動スタッフがデモンストレーションを行い、「じゃがいも餅」「じゃがいも・レタス・ブロッコリーのサラダ(たまねぎドレッシング)」「ブロッコリーの茎のザーサイ風」の簡単でおいしいランチが出来上がりました。各自調理を終えて試食しながら感想を聞いたところ、皆さん大満足でした!

最後に参加者より長有研へ感想メッセージを届けました。「長有研の野菜が届くのが楽しみです」「減農薬・無農薬に取り組んでいるのがよくわかって、安全で安心なものなのだと確信できました」など、多くのエールを届けることができました。酒井代表も「コロナ禍が収まったらそちらへ行ってお話ししたい」と言っていただきました。

長崎の長有研と千葉の組合員がとても近づけた交流会となりました。ご協力くださった長有研の皆さんありがとうございました!

わかりやすくお話しくださった酒井代表
笑顔で拍手を送る参加者
参加者絶賛レシピをご紹介♪
食べられるドレッシング「玉ねぎドレッシング」
材料

玉ねぎ 小3玉、レタス 1個、しょうゆ 大さじ3、花見糖 大さじ2、みりん 大さじ1、菜種油 大さじ1

作り方
  1. レモンは皮ごと薄切りに、玉ねぎも薄切りにする。
  2. 材料をすべて合わせ、1時間以上味をなじませる。
    ☆一晩おくと玉ねぎやレモンがしんなりして、より一層おいしい!

今回はサラダにかけましたが、そのまま付け合わせにしたり、お肉にかけてもさっぱりとおいしいタレになります!

 

1月29日(金)産直リモート交流「和郷園」開催報告

毎年、夏野菜の収獲体験とアウトドアクッキングの産直交流を行ってきた県内産地の「和郷園」。小さいお子さんも参加しやすい和郷園の施設「THE FARM」での交流会が人気でした。今回は初めてのリモート産直交流を行い、畑の様子だけではなく「旬の時期の野菜をそのまま味わって欲しい」と力を入れる加工野菜についてもお話を伺いました。

最初は和郷園を代表する「フルティカトマト」のハウスから。3,000㎡もの広さがあるトマトの畑です。トマトがおいしくなる条件は・最低気温が低いこと・強い日照があることの2つ。まさに今の季節からトマトの味が乗ってとてもおいしくなるとのこと。まだトマトが緑のうちから糖度を計り、今のおいしさがどのくらいかを見極めるなど、大切に栽培されている様子がうかがえました。「トマト上部の緑の部分が濃ければ濃いほどおいしいと」のお話でしたが、画面に映るトマトはみんな緑が濃く、つやがあってどれもとてもおいしそうでした。

次はほうれん草の畑から。こちらも5,000㎡と広い広い畑です。今年は寒さが厳しかったせいか例年より生育が 遅れており、収穫はあと1週間ほど待って、しっかり大きくさせてからとなります。 実はこの畑のほうれん草は冷凍ほうれん草に加工されるもの。現時点で25~30㎝あり、通常お店に並ぶ大きさには育っていますが、加工用のものはさらに大きく、充分に甘さが乗ったところで収穫するそうです。 「通常の青果よりも加工用のほうれん草の方がおいしいのですか?」という質問が出されましたが、種・品種は同じものを使っています。冷凍するものは一株一株に日光が当たるよう間隔をとって栽培し、葉も厚くなり甘さも乗ってまさに「旬のおいしさ」の状態のままお届けできるように栽培されています。 なるべく食卓に取り入れたい緑黄色野菜が旬のおいしさのまま、手軽に使える冷凍加工品として購入できるのは嬉しいかぎりですね。

果実がまだ緑の段階から糖度を計ります
長さを確認しながら収穫時期を見極めます

次は切り干し大根の製造工場からの中継。加工される前の大根の山や洗浄の様子、機械での千切り、脱水、乾燥とみるものすべてが珍しく、皆さん真剣に画面を見つめていました。和郷園の切り干し大根は皮をむかずに1本丸ごとすべて加工することで、栄養を損なうことなく、皮もゴミにしない地球にやさしい商品です。毎日3,000㎏(3トン)もの大根の加工を行いますが、実際の商品となるのは150㎏。なんと20分の1の重さまで凝縮されるそうです。

実は今回の企画では冷凍ほうれん草の加工工場見学を予定していましたが、加工用の大きさに育っていないということで収穫が出来ず、切り干し大根の製造過程の見学に変更。農業は常に自然を相手に作業を行っています。天候に左右されるということは青果の出荷だけではなく、その後の加工行程についても影響があるということがわかりました。

その後、和郷園の井上さんから持続可能な農業を追求する和郷園グループの取り組みを紹介。青果の生産だけにとどまらず、加工野菜や人口光型植物工場、農園型リゾート施設など幅広い事業を展開している和郷園グループのお話をうかがいました。

リモート調理実習では、産直スタッフが和郷園のほうれん草、切り干し大根、冷凍ほうれん草を使った「ほうれん草と卵のごはん」「ほうれん草と切り干し大根のナムル」「冷凍ほうれん草とウィンナーの味噌汁」をご紹介!和郷園の皆さんも社員食堂から一緒に調理して下さり、参加者と一緒に試食タイム。
「冷凍ほうれん草を使ったことがない」方も「便利なのでいつも使っている」方もいて、また切り干し大根は「匂いがイヤで使ったことがなかった」方もいたりとさまざまでしたが、「これからは冷凍ほうれん草を使ってみたい」「切り干し大根のメニューを作ってみる」との感想も多く上がりました。
最後は参加者のお子さんから「和郷園、ガンバレ!」のエールをもらって笑顔で閉会。和郷園からたくさんの生産者、スタッフの皆さんが協力して下さり、日ごろ見ることのできない産地の様子もハウスから、露地栽培のほうれん草の畑、加工野菜の工場からと、とても盛りだくさんの中身の濃い交流会でした。和郷園の皆さん、ご協力ありがとうございました!

切り干し大根の製造工場をリモート見学
調理レシピはほうれん草づくしで!
産直青果を使ったレシピをご紹介♪
食物繊維がたっぷりとれる!「切り干し大根とほうれん草のナムル」
材料

ほうれん草 100g、切り干し大根 1/2袋、人参 少々、ごま油 適宜、塩またはしょうゆ 適宜

作り方
  1. 茹でたほうれん草は食べやすい大きさに切る。
  2. 切り干し大根は20分ほど水で戻し、水気をしぼり食べやすい大きさに切る。
  3. 人参は細切りにして茹でておく。
  4. ほうれん草、切り干し大根、人参を器に入れて、ごま油、塩またはしょうゆで味をつけて出来上がり。

イベント概要

開催日程
2021年1月19日
会場
※この企画はオンラインイベントです。
参加費
無料
お問合せ
TEL:047-420-2605 
メール:palchiba-kikaku@pal.or.jp
/組合員・コミュニティ活動推進部 産直交流課
情報掲載日:2021年2月22日

「作る」と「食べる」をともに支え合うパルシステムの「産直」。
自宅にいながら産地の様子を知ることが出来る【新しいカタチ】での産直交流に参加してみませんか。

産直連続講座リモート版「長有研」

◆募 集:15名
◆内 容:「長有研」は、長崎県の温暖で水はけの良い段々畑で土づくりからこだわり、野菜やみかんなど有機栽培をしています。当日は中継を繋いで産地の様子を紹介してもらいます!「今の産地」が見られるのはリモートならでは!産地の方からこだわりなどお話いただきます!
①圃場のライブ中継
②産地の方のお話
③調理デモ&簡単実習
④質疑応答 他

産直リモート交流「和郷園」

◆募 集:15名程度
◆内 容:「Zoom」を使用した交流会です。
①和郷園より中継し、冷凍野菜工場や畑の様子をご紹介します。
②生産物を使用した調理デモンストレーション
③各自ご家庭で調理 ※食材は各ご家庭でご用意いただきます。