~食の安全学習会~
2021/12/09レポート公開
「Zoomで学ぼう!わたしのたべもの」と題して、「食」を通してさまざまな問題を一緒に考えるきっかけとなる学習会を開催しています。今回は「パル・ミート編」です。パル・ミートはパルシステム生活協同組合連合会の100%子会社として、グループの畜産部門を担っています。
パルシステムのお肉は、パル・ミートが産地からお届けまで一貫して管理を行うことで、生産履歴・流通経路まですべて明らかなお肉となっています。パル・ミートは産直事業を発展させることを通じて、組合員のくらしを豊かにするとともに、日本の畜産事業の発展に取り組んでいます。
パル・ミート習志野事業所では主に国産の冷蔵牛肉・冷蔵豚肉を加工しています。
動画を使用した、工場内のバーチャル見学をしました。工場に入る時には、衛生管理、異物混入を防ぐために、徹底した対策をしています。工場内は安定した温度帯を保ち、各所で品温管理されています。食卓においしいお肉が届くまで、きちんと管理されていることが確認できました。そんな習志野事業所の昨年度の生産数量は16,045,573パック! おいしいお肉がたくさんの組合員に届いています。
パル・ミートは、産直産地とともに、資源循環型農業を基盤とした「日本型畜産」を進めています。日本型畜産とは、輸入飼料にできるだけ頼らず地域で得られる食品副産物(大豆かすなど)を飼料に活用して、家畜から出た糞尿を堆肥としてまた地域に還す資源循環型の畜産のことです。畜産を要に、地域全体で資源が循環すれば、持続可能な食料生産が実現できます。食と農をつなぎ、「いのち」と「環境」を守ります。産直産地ではアニマルウェルフェアにも注力し、ストレスのない環境で健康な家畜を育んでいます。
産地から出荷された家畜は食肉処理場から加工場へ行き、習志野事業所で製品加工します。そして、組合員にお届けされるまで、低温度帯で管理された物流・加工が行われています。工場内の見学ではブロック肉がスライスされ、パックされていく様子も見ることができました。最後は機械で、異物混入の検査をされ、私たちに届けられます。
今回参加した方からは工場内の様子を見ることができて、改めて安心したという声が多くありました。
参加者の声
多くの方が「安全・安心」を再認識されたようです。 |
今回は産直豚「カタ・モモ切落し」を参加者に送り、試食してもらいました。
パルくる便で毎回食べている方も多くいらっしゃいました。「細かい管理のおかげで、色の劣化・ドリップがおきづらく、焼いても柔らかくほんのり甘味を感じてとてもおいしくいただきました。」「家族からも大好評で、また食べたいと言っていました。」「食べ応えがあり、臭みなく旨味があり思ったよりも脂があっさりしてました。」など、皆さんからおいしかったとの声をいただきました。いつも食べているお肉も、手元に届くまでの行程を学んでから食べることで安全を実感しました。今回の学習会が「わたしのたべもの」について改めて考えるきっかけになればと思います。
これからも「Zoomで学ぼう!わたしのたべもの」と題して、いろいろなテーマで学習会を開催していきます。皆さんの参加をお待ちしています!
パルシステム千葉では「食」と「くらし」の様々な問題を一緒に考えるオンライン学習会を開催してきました。
私たちの「食」は時代とともに変化があり、その変化にはいくつもの課題があります。学習会を通し、改めて自分の食卓を見直すことで、参加者からは「とても勉強になった」「参加してよかった」とのご意見をたくさんいただいています。
今回は現代の食卓に上る回数が多い「お肉」について、㈱パル・ミートの講師に学びます。
産直肉はもちろん、ウインナーやハムなどの加工品も含め、生産から流通までの製品管理体制や「市販品・海外のものとの違い」など、お肉の基本について学びませんか?
◆内 容:パル・ミート講師による講義
※事前にサンプル品をお届けします。
◆募 集:50組程度
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