~ちば緑耕舎(印旛郡)連続米作り体験~
2022/12/20レポート公開
産直産地《ちば緑耕舎》にて、お米農家の1年間の仕事を学びながら、田植えから稲刈りまでを体験する全4回の連続体験の最終回を開催しました。稲わらを編み、稲穂を編み込み、飾りつけをして年神様をお迎えするしめ縄を作りを体験。代表の杉田さんの説明を聞きながら家族で協力して作り上げました。
そして、木の臼と杵で餅つき体験です!全員で気持ちを込めてお餅をつきました。温かくて柔らかい、つきたてのお餅をくるくる回しながらお供え餅のかたちに整えます。上下2段のお供え餅は形が崩れないようにそっと家まで運びます。お正月には稲作文化が大きくかかわっていることを体験しながら学びました。そして、寒い中の作業で冷えた体を、アツアツのお雑煮で温めました。つきたてのお餅は伸びが違う!
最後に、連続体験でおいしいお米を作るための苦労を知り、生きものとふれあい、田んぼを大切にする心を学んだ方へ渡す「修了証」と、田植えから育てたお米の授与式をしました。自分たちで育てたお米は格別おいしいことでしょう!
体験しながら稲作文化を知る、ちば緑耕舎「生きものとふれあう田んぼ体験」は次年度も開催予定です。4月頃に募集を開始します。季節ごとの田んぼで貴重な体験をしませんか?ホームページまたは機関紙『Palnote』をお見逃しなく!
千葉県の北部、利根川と印旛沼に囲まれた地域で「コシヒカリ」を生産するちば緑耕舎。薄蒔き、疎植、深水、米ぬか、紙マルチ、etc・・・技術と経験を駆使して「有機農業」に取り組んでいます。北総台地の肥沃な大地と穏やかな気候に恵まれ、丹精こめて育てたお米はとてもおいしいと評判です。
生態系を守るための米作りに取り組んでいる「ちば緑耕舎」の田んぼには、小さな命がいっぱい!生きもの調査の結果から、減農薬によって増えたイトミミズが田んぼに良い影響を与えていることもわかりました。自然の中でたくさんの生き物と出会い、環境が食卓へと続いていることが実感できます。
そんな「ちば緑耕舎」で年間を通して田植え・草取り・稲刈り、そして年末のおもちつきまでを体験します。お米ができるまでを肌で感じることのできる連続企画です。
◆日程:各回10:00~12:00(予定)
① 5月 7日(土) 田植え・生き物観察
② 6月11日(土) 草取り・かかし作り
③ 9月10日(土) 稲刈り・生き物観察
④ 12月17日(土) もちつき・お供え作り
※感染拡大防止の観点から飲食物の提供はありません。
※昼食の時間は設けておりません。
◆場所:ちば緑耕舎 現地集合・解散
(千葉県印旛郡栄町和田字下耕地114-30)
◆募集:10世帯
◆参加費:参加費(A)と田んぼ管理料他(B)の合算料金
(A)中学生以上 1回500円/3才以上 1回300円
(B)初回のみ 1家族3,800円
(田んぼ管理料、交流米5㎏・お供え餅等材料費)
【キャンセル】