パルシステム千葉の理念
2030年ビジョン
(※1) コミュニティ生協
「生活協同組合」は組合員によるメンバーシップの組織です。くらしの中で生じるさまざまな課題を解決するには、地域との協同が不可欠です。『組合員や地域の人々と力を合わせながらくらしやすい地域をつくり、組合員一人ひとりの豊かなくらしを実現する生協』をめざし、パルシステム千葉は2003年度に「コミュニティ生協宣言」をしました。
少子高齢化の進展による人口構造の変化や経済と雇用環境の変化など、くらしを取り巻く環境は大きく変わってきています。また、様々な社会的課題が差し迫っており、先行きにも不安が増しています。これからの持続可能な社会をつくっていくには、みずからが当事者として地域の課題を捉え、活動する団体や個人が協働し支え合っていく必要があります。パルシステム千葉は、相互扶助の組織であるコミュニティ生協として、事業と活動を通じて地域の人たちとともにくらしの課題を解決していく役割が求められています。
また、住まいのある生活圏域としての「地域」のみならず、場所にとらわれない人と人とのつながりを含めた多様性のある「コミュニティ」を対象に、組合員ひとりひとりが「住みなれた環境で安心してくらし続けられること」をめざしてコミュニティづくりをすすめます。
(1)様々な団体や個人と連携・協働しながら、くらし課題の解決を図り、多様性のある持続可能なコミュニティづくりをめざします。
(2)食・農・環境・平和・福祉の事業や活動を通じて、総合的なくらしの支援を行います。
(3)地域でくらす人々が、くらしの課題解決に向けて協働できるようネットワーキングをすすめ、学び合う関係を通して担い手づくりを支援していきます。
(4)地域課題に取り組む中から、行政・社会に対しての働きかけや提言を行います。