そらまめは、さやが空に向かって育つことから「そらまめ」と名付けられ、大きな厚い殻の中に白い綿のようなもので大事に覆われて育ちます。
鹿児島県指宿(いぶすき)地区で栽培を行っているそらまめは全て露地栽培です。そらまめは初期の生育が最も重要で、夏場のうちに土作りをし、台風が過ぎ去った9月末から種をまき、ネットに這わせて育てていきます。2月の初旬から本格的に収穫が始まりますが、収穫は生産者の経験に頼るところが大きく、さやを握り締め、実の入り具合を一つずつ確認しています。
そらまめの主な成分はタンパク質とでんぷんで、ビタミンB1・B2を多く含み豆類の中でも特に栄養バランスのよい豆です。シンプルに塩ゆでにするか、さやごとアルミホイルで包んで焼き、しょうゆをサッとかけて食べると豆の風味が特に良く味わえます。旬のそらまめを食べて、ひと足早い春を味わってください。
[JA鹿児島いぶすき 西山 茂さん]