「まず、人間関係を学んでから仕事のスキルを身につけるようにし、なるべく手を出さずに見守っています。社会でハンデを理解して貰えずに失った自信を、取り戻せる場所にしたいと考えています。」

団体のご紹介

●活動を始められたきっかけは?

2011年、特別支援学級の先生など6名が、就職できずにいる教え子のために居場所が必要だと感じ、資金を出し合って立ち上げました。日本橋三越元総料理長の小堺シェフにも協力いただき、千葉公園に『カフェ・ハーモニー』をオープンしました。
発達障がいのある子どもたちの親の会の協力も得て、3年間任意団体として活動してきた結果、中には一般企業に就職できる実習生も出てきました。今後も安定した活動ができるように、4月からNPO法人と就労支援施設の認可を得ました。

●主な活動は?

『カフェ・ハーモニー』の運営を通して、千葉公園に来るお客さまへ、憩いの場所を提供しています。うまく接客するには、どうしたらいいかを考えてもらい、できるだけ実習生の力でやっていこうと考えています。「みんなで協力してハーモニーを奏でよう、共生していこう」という想いから、『カフェ・ハーモニー』と名付けました。
今年から千葉市長のお力添えで千葉公園の蓮華亭に売店をオープンさせ、大賀ハスの見ごろには大盛況を博しました。
また、実習希望者の増加に伴い、多くの方の受け入れができるよう、ハーモニー農園を始めました。

●就労支援の仕組みは?

特別支援学級の卒業生、病院から紹介されたハンデのある子ども、引きこもりだった生徒などが働いています。先生方のアドバイスのもとで、自己目標を立て、どのぐらい達成できたかを面接で振り返ります。お母さん方によるボランティアには、どんなふうにコミュニケーションしながら働けば良いか、お手本になってもらうようにしています。まずは働く場所に適応することが大事で、1年ぐらいかけて働く環境に慣れるようにします。それからじっくり仕事のスキルを身につけていきます。実習生がだんだん生き生きとして働きがいを感じるようになると、ご家族の方たちも安心し、明るくなっていきます。

●今後の展望は?

実習希望者が年々増えているので、子どもたちが働ける場所を広げていこうと考えています。そのためにも更に多くのボランティアの方々のご協力を願っています。

DATA

2011年から任意団体として活動した後、2014年4月NPO法人設立、さらに就労支援施設として認定。カフェや農園の作業を通して、障がい者の就労を支援。

住所:千葉県千葉市中央区弁天3-1

●「2014年度パルシステム千葉NPO助成基金」助成団体

代表 平林 計重さん
代表 平林 計重さん