「家庭的な温かい雰囲気と自由で創意工夫に富んだ遊びづくりを大切にしています。風のように“シュワッチ”と元気に学校から帰ってくるというイメージで名付けました。」

団体のご紹介

●活動を始められたきっかけは?

かつて仕事をもつ親が自主的に父母会や任意団体を結成して学童保育を立ち上げたりしていた学童保育。昔の学童保育のような父母の交流や自由な遊びができる子どもルームが欲しいという気持ちが、父母会やそのOBの間で強くなりました。また、市の子どもルームは4年生以上の利用や、一時利用ができないということもあり、西千葉地域の子どもルームの父母OBが中心となって「NPO法人学童保育の会・この指とまれ」を設立し、2004年4月に「風の子シュワッチ」を開設しました。

●「風の子シュワッチ」の主な活動は?

学校から「風の子シュワッチ」に帰ってきたら、子どもたちはまず宿題をやるというのが約束です。みんなと一緒なので自発的に楽しくやれています。そして、クラフトや将棋など、ボランティアの先生や子ども同士で教え合って夢中で遊んでいます。
地域のお祭りにも参加し、盆踊りや灯ろう作りを手伝いました。夏に行うキャンプは親子参加の一大イベントです。
親同士がコミュニケーションを取っている間、子どもたちは大学生ボランティアと料理をしたりして楽しんでいます。ボランティアの学生も子どもたちと触れ合うことで、気分転換ができるそうです。また、「風の子シュワッチ」から塾に行く子どももいるので、暗くて心配なときは付き添いもします。
父母会では普段から父母同士のコミュニ ケーションを大切にし、指導員スタッフとも密接な連絡を取り合っています。

●苦労した点は?

公の補助金は出ないので資金繰りが大変です。机、本、冷蔵庫までOBやスタッフの持ち寄りで始めました。東日本大震災のときには、学校から帰った子どもたちの無事を確認するため、家を回って歩きました。たまたま休みだった保護者も協力してくれて、各家庭を回ったり、豚汁を作ったりしてくれ、子どもたちも親御さんもほっとして喜んでくれました。

●今後の展望は?

利用者が減ると運営が厳しくなりますが、会費、利用料、寄付などで何とか賄っています。学童保育は主に地域の子どもを預かる場なので、運営は地域住民参加が望ましいと思います。また保護者の過剰な負担がなく、スタッフが安心して働き続ける場にしていきたいです。そこで、住民参加による学童保育を支援する制度づくりを千葉市に要望しています。

DATA

2004年、子どもルームの父母会のOBが中心になって開設。初年度は8世帯9名で、その後利用者が増えて広い場所に移転し、現在は30名前後の小学生が利用中。

住所:千葉県千葉市稲毛区黒砂1-5-14 THE 30th 1-B号室
HP:http://www.maroon.dti.ne.jp/konoyubi/

●「2014年度パルシステム千葉NPO助成基金」助成団体

理事長 清水 洋行さん(右) 常任理事 小吹 翔子さん(左)
理事長 清水 洋行さん(右) 常任理事 小吹 翔子さん(左)