市民による市民のための成年後見支援で、地域の人びとを支えます。法律や福祉の専門知識や能力を持つスタッフが、法的支援を必要とするご本人に寄り添い細やかな対応をしています。

 

理事長 井上 博司 さん 

団体のご紹介

●活動を始められたきっかけは?

市の「市民後見人養成講座」で知り合ったメンバーで、身近に利用できる成年後見の仕組みを作ろうと考え設立しました。当初は、支援制度の啓蒙活動からと考えていましたが、準備段階から相談の予約があり、必要としている方が多いことを実感しました。

 

●主な活動は?

記 憶力や判断力の低下により、契約や財産管理に不安がある方を法的にサポートする成年後見を受任しています。後見活動は、契約者に対し二人一組でサポート し、必ずどちらかが対応できるようにしています。最近では、後見の必要がない状態で契約を行い、必要になったらサポートを開始する任意後見の依頼も増えて きました。

 

福祉施設や市の福祉担当部署、病院などと連携を取り、見守りや入院契約などのサポートもしています。


支援が必要な方とのコミュニケーションを大切にしているので、時には時間を問わず相談を受けることもあります。自分たちでメリハリをつけて対応しなければなりませんが、市民後見を行う法人だからこそ細やかなサポートができると思います。

 

また、独居になった不安から、引きこもりがちになってしまった方が、任意後見を利用して元気を取り戻し、旅行を楽しめるようになったケースもあり、地域貢献できる喜びを感じています。

 

成年後見の知名度は上がってきましたが、一方で具体的な内容についてはあまり知られていないのが現状です。ヘルパーと混同して、電話をされる方もいます。成年後見を広く知っていただくため、講演会や出前講座を開催するほか、今後は市民後見人養成講座の開催も検討中です。

 

●今後の展望は?

依頼の増加に伴い、受任できる人数を増やせる体制を作っていきたいです。定例会でのケーススタディを通して、メンバー同士でスキルを高め合っています。

また、新しいメンバーも必要なので、市民後見養成講座などで、近い地域に住んでいる方にも声かけをしています。

 

DATA

四街道市主催の市民後見人養成講座の修了生により、2012年設立。現在、主要スタッフは16名。高齢や病気などで判断能力に不安がある方を法人後見人として支援。

 

〒284-0043
千葉県四街道市めいわ2-9-8
TEL:043-312-7298
HP:http://www.kouken-hot.com/

 

 ●「2015年度パルシステム千葉NPO助成基金」助成団体

 

 

出前講座の様子
出前講座の様子