ケア・アクシス「つれづれ日記」

2015/01/16

介護が必要でデイサービスに通われる利用者さんの中には、ご自分の意思の伝達が難しい方もいらっしゃいます。
たとえば食事の場合では、比較的お元気な方は、自分のペースで食べたいものを食べたい順番に召し上がることができます。また、身体に麻痺などがあり介助が必要だとしても、意思疎通が可能であれば、職員に「次はこれが食べたい」と伝えることができ、より楽しく食事ができます。

しかし、障がいや認知症などにより会話が難しい方は、自分の意思を伝えることが難しいため、職員がその方の様子や反応を見ながら、バランスよく食べていただけるように介助します。

食べたい物を食べたいタイミングで食べることは、毎日何気なく行っている、当たり前のことのように感じますが、そうではありません。毎日の生活の中で自分らしく楽しく生活するには、自分の気持ちを周りに伝えられることが一番ですが、それが難しいときには、周りがその方に寄り添い、気持ちを感じとることが大切だと感じています。
(デイサービスなな彩 齋藤 久恵)

介護アドバイス

夏場の食欲不振

夏場、認知症の母の食欲が落ちて体力低下が心配です。どうにか食事の量をとってもらいたいと考えています。食べてもらうための工夫があればアドバイスをお願いします。

 

~アドバイス~

目の前に出された食事を全部食べきれなかったとき、そのことに一番落ち込んでいるのはもしかしたらご本人かもしれません。最初から食事の量を少し減らすことで、「全部食べることができた」という満足感を持ってもらうことや、食事の支度をしている様子が見えるところにいてもらい、音や匂いを感じてもらうなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。
また、同じ料理でも器が変われば、見た目で食欲が増すともいわれますので、試してみてください。1回の食事量を少し減らす分、10時と3時にも間食(おやつ)をすすめるなども効果的だと思います。
(デイサービスなな彩 管理者 田口千佳)