ケア・アクシス「つれづれ日記」

2015/01/16

訪問ヘルパーの仕事を始めて10年になります。今でも、初めてのお宅に伺う時は緊張しますが、反面ワクワクします。先日、3回目の訪問となるA様宅に、まだ慣れなくて落ち着かない気持ちを抱えながら、自転車で向かいました。

足や腰が悪く、かがむことが大変なA様宅では、掃除の援助を行っています。床拭やトイレ、浴室の掃除をした後、記録を書き、印をいただいて終了。「滞りないはず・・」と思いながら記録を書いていると、「ありがとう。ヘルパーさんの仕事も大変ね」とA様。さらに「私も前は仕事していたんだけどね」と話を続けられました。少々認知症があり、おっとりした印象のA様。「どんなお仕事をしていたのですか?」と聞くと、「保険屋さんだったのよ」とのこと。

印象との違いに驚き、「保険のお仕事って難しいんでしょう?」と聞くと、「難しいよ。損しちゃうからね。皆やめてしまったけど、私は定年まで頑張ったのよ」などと、いきいきと話してくださり、その日一日でA様に少し近付けたような気がしました。
初めは、お互い知らない他人。訪問を重ねる毎に少しずつ心が触れあって、緊張がほぐれ、だんだんなじみの関係になっていく・・そんなプロセスが、訪問ヘルパーの仕事の醍醐味のひとつかもしれないと感じている今日この頃です。
(生活介護ステーションエルサービス提供責任者 石井摂子)

介護アドバイス

肩こりを和らげる運動

介護されている方から、よく肩こりの悩みをお聞きすることがあります。介護には体力だけでなく神経も使うため体の筋肉が緊張しがちです。寒くなる前、今の季節から肩こりの予防をしていくと、幾分違いが感じられると思います。簡単な方法としては両手を後ろで握り、それを上に持ち上げ、5秒止める運動です。肩が凝ったかなと 思った時に3回ほど行うと血行が良くなりますまた、ご自身の姿勢も大きく影響しますので、猫背にならないような座位の確認、改善をしていくことも、予防に繋がります。
(萩町デイサービス 及川俊明さん)