「子どもたちに笑ってくらせる社会をバトンタッチするために、地域のつながりと経済の循環をできるところから作っていきたいと思います。」

団体のご紹介

●活動を始めたきっかけと、現在に至る経緯を教えてください

2011年の東日本大震災と原発事故をきっかけに、保育園の保護者やOBを中心に、震災時の対応や原発の不安について情報交換を始めたのが活動のきっかけです。
原子力発電中心のエネルギーに頼り、官僚機構に任せきっていたことが原発事故を招いたと考え、子どもたちが将来にわたって、安心して暮らしていける社会を、身近なところから作ろうと活動を続けてきました。
これまでに、専門家を招いた講演会や学習会などを行ってきました。また、自然エネルギーに関するワークショップを開催し、そこで制作した太陽光パネルを被災地や防災拠点に寄付する活動も行いました。パネルを贈る活動は、電力の地域独占体制や過剰消費に依存したライフスタイルを見直す〝第一歩″としても意義を持つものだったと思います。

●現在の活動は?

電気やエネルギーを身近に感じてもらい、楽しく学び、考えてもらえるような ワークショップの開催を続けています。太陽光パネルの組み立てやミニミニ太陽光発電所の制作を子どもたちと一緒にしています。イベントにも積極的に出向き、人力発電機などの体験展示で、参加者に自然エネルギーの電力をリアルに実感してもらっています。
また、流山市の小学校4年生を対象として会員講師による出前授業も行っています。エネルギーの浪費により地球環境が汚染されて、異常気象の要因になっていることや、資源の枯渇問題について学び、自ら考えてもらう授業です。子どもたちの反応も良く、将来この出前授業体験者が大人になっていくことを思うと、やりがいのある楽しい活動です。

●今後の展望は?

2014年1月には「株式会社とうかつ市民エネルギー」を設立しました。公共施設や学校などの屋根や土地を借りて、市民出資によってソーラー発電所を建設する計画です。現在、発電システム設置の候補先で具体的な交渉が進んでいます。窓の二重化キットの施工、ペレットストーブやバイオトイレなどの事業化も進めています。
今後は「創エネ」と「省エネ」を通じた地域づくりをめざす事業を軌道にのせる予定です。地域のお金を地域の中で回し、持続可能な社会を子どもたちとともに作っていきたいと考えています。

DATA

2011年4月発足。会員70名

HP:http://ennag.wordpress.com/
ブログ:http://thesunherecomes.blogspot.jp/

●「2014年度パルシステム千葉NPO助成基金」助成団体

代表 板倉 正さん
代表 板倉 正さん