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プレスリリース

2014/11/18
プレスリリース

 生活協同組合パルシステム千葉(通称:パルシステム千葉)は、資源エネルギー庁が設置した再生可能エネルギー発電設備に係わる電力会社の接続可能量の検証、接続可能量の拡大方策等について検討・審議を行う「系統ワーキンググループ」での議論および運営の在り方について意見書を提出しました。現在、電力会社5社が太陽光発電などの再生可能エネルギーの電力買取りに関して保留しており、この論議は今後の方向性を定める重要な課題と認識しています。

 

1.電力会社および国は現状について十分な情報公開をしてください

九州電力はじめ電力会社5社が自然エネルギー接続申込みへの「回答保留」を表明しています。各電力会社は理由として、不安定電源である太陽光、風力の認定電力量が大きすぎ需要供給のバランスが不安定となり、大規模な停電の懸念があるためと説明しています。しかし、各社の電源ごとの契約電力量、契約したが実際の受電に至っていない設備容量など詳細な実態は公表されていません。また、太陽光、風力の天候に左右される電源だけでなく、地熱やバイオマスについても接続保留とする理由も明確にされていません。

※中国電力は「再生可能エネルギーの導入状況」を公開し、再生可能エネルギーの接続保留をする必要がないことを表明しています。

 

「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」では、再生可能エネルギーの促進は社会全体の責務であるとし、国は促進のために電力会社に対し指導助言をする立場であるとしています。しかし、現状はコスト最優先の論議となる可能性が大きく、強い不安感を覚えます。唐突に接続保留に至った原因、国の電力会社への対応等について、国民に明確な説明をしてください。

また、各電力会社地域の電源別電力接続実態、遠隔地立地抑制をすすめる根拠、将来的な再生可能エネルギーによる発電量の可能性および利用実現への課題について、国民全体に情報を公開してください。

 

2.ワーキンググループの運営は公開を基本にさまざまな立場から意見提出ができる方法をとってください

東京電力福島第一原子力発電所の事故を経験した国民は、エネルギー改革に「電源を自由に選べる電力システム」を期待しています。今回の事態は、従来から設置されている送電網設備、系統運用が未来への要望と逆行していることを明らかにしました。多くの国民がこの事態の解決に大きな関心と期待をよせています。

 

系統ワーキンググループでは調整電源のさらなる活用、発電出力予測の活用、需要対策も含め接続可能量の拡大を検討するとしていますが、運営については、傍聴を認めず、議事録は公開せず議事要旨のみインターネット掲載という閉じられたものです。

傍聴可能、議事録全面公開、意見提出を受け付け論議に活かすなど、国民が納得できる運営をしてください。

この件についてのお問い合せは下記までお願い申し上げます

パルシステム千葉

 

 生活協同組合パルシステム千葉 広報部
TEL 047-420-2605 / FAX 047-420-2400
ホームページアドレス http://www.palsystem-chiba.coop / E-mail:palchiba-hp@pal.ro.jp
生活協同組合パルシステム千葉 千葉県船橋市本町2-1-1 船橋スクエア21 4階
理事長:佐々木 博子
組合員数:21.5万人(2013年度末) 総事業高:287.5億円(2013年度末)