●活動を始めた経緯と目的は?

大学院生4人が専門とする科学を切り口に、街を活気づけようと立ち 上げました。科学を身近に感じて楽しんでもらうために、さまざまなイベントを企画して、学生や研究者と住民、さらに住民同士が交流し、お互いに理解し合う きっかけ作りに取り組んできました。志に共感してくれる大学生、高校生や地域住民も徐々に加入し、市民活動として活発化してきました。専門家が一方的に科 学の魅力を伝えるだけではなく、柏の葉に住み、働き、学ぶ全ての人々が同じテーブルを囲んで気ままに語りあえる、双方向の交流ができる場の実現を目指して います。

 

●おもな活動の内容は?

街なかで誰でも気軽に科学に触れられるよう、様々な取り組みをしています。

例えば、通りがかりの人が気軽に科学に触れることができる新しいタイプの科学館「街まるごと科学館”Exedr a“(エクセドラ)」を作りました。柏の葉の街のあちこちに展示物を配置しています。

毎 年恒例の「理科の修学旅行」は、自然体験活動を通じて理科や科学に親しみ、自然の中にある科学の種を探す合宿型理科教室です。講師による解説の他、子ども たちが自分の感性で不思議だと思うことを自ら探し出し、お互いに伝え合うことで、科学に必要な力を育みます。終了後には、各自が取り組んだ成果を発表する 場として自由研究コンテストを行い、優秀作品は「街まるごと科学館”Exedra“」に展示し、地域のみなさんにご覧いただきます。

他にも、頻繁に「サイエンスカフェ」を開催しています。テーマは多岐にわたり、時には料理や音楽、スポーツと絡めて、あるいはお酒を飲みながら、さまざまな世代、立場、職業の方が気軽に科学を楽しめるよう工夫しています。

 

 ●今後の活動について

立 ち上げ以来、一貫しているのは幸せな世の中を作りたいという思いです。科学はその役に立つ道具であり、世界観の広がりを生むものです。 活動が徐々に知ら れるようになり、KSEL(ケーセル)という名前が地域に浸透してきていることをうれしく思っています。今後も仲間や協力者を募り、地元に根ざして輪を広 げ、活動をますます充実させていきたいと考えています。

 

DATA

2010年6月活動開始。

会長:羽村 太雅 

学生代表:長崎 俊紀

会員:約20名

住所:柏市若柴227-6 柏の葉キャンパス147街区コモンA

TEL:080-6520-3302

E-mail:ksel.sci@gmail.com

HP:http://udcx.k.u-tokyo.ac.jp/KSEL/

●「2012年度、2015年度パルシステム千葉NPO助成基金」助成団体

 

(左から)羽村 太雅さん、 小林 怜夏さん
(左から)羽村 太雅さん、 小林 怜夏さん
▲「自由研究コンテストを終えて、表彰状やメダルを手に喜ぶ子どもたち」
▲「自由研究コンテストを終えて、表彰状やメダルを手に喜ぶ子どもたち」