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プレスリリース

2017/04/20
プレスリリース

生活協同組合パルシステム千葉(通称:パルシステム千葉)は政府が募集する「食品表示基準の一部を改正する内閣府令(案)」に関する意見募集に対し、表示制度の再検討を求めるパブリックコメントを提出しました。

 

昨年、消費者庁と農林水産省の共催で加工食品の原料原産地表示制度について検討され、11月29日に中間取りまとめがなされました。これを踏まえ、消費者庁は食品表示基準改正に対するパブリックコメントを2017年3月27日(月)から募集しています。

 

これを受けパルシステム千葉は4月20日(木)、対象原材料が加工食品の場合、中間原材料の製造地表示により「原料原産地表示」とすること、さらに、国別重量表示が難しい場合には、

一定の条件の下で、「可能性表示」や「大括り表示」を認めるということの2点に対し、消費者が誤認することが懸念されるほか、表示が信頼できなくなることを危惧し、反対する意見を提出しました。

 

▼意見書全文

2017年4月20日

消費者庁食品表示企画課意見募集担当様

 

食品表示基準の一部を改正する内閣府令(案)に関する意見

 

生活協同組合パルシステム千葉 
千葉県船橋市本町2-1-1スクエア21
電話 047-420-2605
担当 組織運営部・平 健三
メール: taira-kenzo@pal.or.jp

 

  加工食品の原料原産地表示はこれまで一部の食品でなされてきました。加工食品の全てが表示対象となることを消費者は歓迎します。
しかし、加工食品の原料原産地表示には求められる大前提があると考えます。

■消費者が一目で理解でき、表示方法が一通りで誤った解釈を避けられること。
■原料原産地表示では、消費者は主な原料農産物がどこの国で生産されたかを知ろうとしていること。

 今回示された表示案では、“例外表示”が多用されています。国別重量順表示を原則としながら、原則表示が難しい場合には、消費者の誤認防止を条件に「例外表示」を認めています。

 新たな表示方法について、パルシステム千葉は以下について問題があると考え、再検討を求めます。

 

1. 対象原材料が加工食品の場合、中間原材料の「製造地」を表示する。

2. 国別重量表示が難しい場合には、一定の条件の下で、「可能性表示」や「大括り表示」の表示を認める。

 

1.中間原材料の製造地表示により「原料原産地表示」とすることに反対します。
 ・果汁飲料、清涼飲料、加工惣菜、菓子、畜産加工品、乳製品などでは主原料が加工食品である場合が多く、原料加工食品の製造地表示だけでは、原料農産物の生産国を知ることはできません。
 ・原材料○○(国内製造)との記載は、国産農産物が主原料であると誤認することが強く懸念されます。

 

2.「可能性表示」や「大括り表示」はやめてください。国別重量順表示を食品に記載することが難しい場合は詳細情報を得ることができる手段を記載してください。
 ・可能性表示や大括り表示は「事業者が表示方法(例外表示)を選ぶことができる制度」であって、消費者にとっては同じ商品群で表示方法が異なり、理解が難しくなるうえ信頼できない表示になると危惧します。
 ・主原料の輸入国が複数あり季節によってかわる、国産と数か国からの輸入を使うが時期によって重量割合が変わるなど丁寧な説明が必要な場合は、フリーダイヤルやインターネットアドレスの案内を記載するなど、正確な情報を得られる手段を表示することが適切な方法であると考えます。

 

 あいまいな表示や知りたいことと異なる情報は、誤認を招き消費者の表示に対する信頼性を損ない、商品が選択されない結果、製造者にも販売者にも不利益となることが懸念されます。

消費者庁審議会にて再検討してくださいますよう、強く要望いたします。 

 

      以 上

 

この件についてのお問い合せは下記までお願い申し上げます

パルシステム千葉

 

生活協同組合パルシステム千葉 組織運営部
TEL 047-420-2605 / FAX 047-420-2400
ホームページアドレス http://www.palsystem-chiba.coop  / E-mail palchiba-hp@pal.or.jp
生活協同組合パルシステム千葉 千葉県船橋市本町2-1-1  船橋スクエア21 4階
理事長:佐々木 博子
組合員総数:23.4万人(2016年度末)  総事業高:296.9億円(2016年度末)