イベントレポート

イベントレポート

2018/03/29レポート公開

開催日:3月9日(金)
イベントレポートサポーター:竹田 栄子さん

東日本大震災からはや7年、3月のこの時宜にかなった防災講座は、まさにここでしか聞けない貴重なものでした。

講師は危機管理アドバイザー国崎信江さんで、阪神淡路大震災を経験された中で、大規模災害から身を守り、いかに乗り切るか研究・実証しその知識を広めていらっしゃいます。以下、ご講義いただいた情報を可能な限りお伝えしたいと思います。

 

*防災にはお金・時間・労力をかける。
震災から生命・財産を守るのに当面生活に必要な経費:200万円以上、住宅再建費:2,000万円以上、家財買い替え費用:1,500万円以上といわれている(一瞬にして家の中はごみの山となる)。
200万円の現金と自然災害保険・地震保険などの加入は必須。

*自宅の住環境を知る。
地盤は強固か、地域の特性、建築された年、マンションの場合は階数(4階以上と以下では防災対策も別)。

*自宅の防災対策を第一に。
大規模な避難所ほどストレスは大きくなる。自宅で生活することを第一に考え、避難所は最終避難場所とする。

 <安全な部屋をつくろう>
  ・家具は低いもの選び、固定する。1階でも固定しないものは全て壁に当たって動き、入口を塞ぐ。
  ・机の下に隠れるより何も置かない廊下に出る。
  ・照明は直付けがベスト。吊り下げは軽いもの・割れないものにする。
  ・インテリア小物などは、シリコン・ゴム・布・皮製のものに換えていく。
  ・窓は間に飛散防止フィルムが入った合わせガラスにする。

*「家庭内流通備蓄©」のススメ
防災用の非常食ではなく、通常の食材を多めにストックすれば充分。消費したら買い足すことで賞味期限切れをなくす。冷蔵庫に3日分、常温で10日分以上の食材を保ち、災害時は冷蔵庫のものから先に使う。

 <ポイント>
  ・無洗米や茹で時間の短いもの
  ・水や火を使わない乾物・おやつ
  ・水・豆乳・野菜ジュース・ゼリー飲料等を用意しておく

*断水時でも口腔ケアを怠らない。
水ハミガキやハミガキシートを使って、虫歯・歯周病予防。

*非常持ち出し品は各自一つずつ用意する。
家族それぞれの必需品を入れられる防災ベストがあると便利。

*家族の防災マニュアルに貴重品リストをつくる。
家庭内で被災疑似訓練をしておく。

 

 

最後にお聞きしにくいトイレ事情をお尋ねしました。
熊本地震の際、益城町では水道は3~4週で開通、下水道は24週で開通したそうです。
トイレは家族各人がビニール袋に1回ずつ用を足し、1日分を45ℓ袋1枚にまとめ、水の出ないお風呂に積み上げ、消臭には塩素系漂白剤を使ったそうです。

 

防災知識を惜しみなく教えて下さった国崎信江講師
多彩な防災情報を漏らさず聞き取ろうとする受講者の皆さん
パルシステムの食材を上手にストックしながら消費
人は本能的に身にまとうものを選ぶそうで防災ベストが最適とのこと

イベント概要

開催日程
3月9日(金)
10:00~12:00
会場
パルひろば☆ちば
会場住所
千葉市中央区新町18-10
千葉第一生命ビルディング1階
アクセス
JR・京成
「千葉」駅徒歩5分
(JR「千葉」駅より「千葉そごう」方面へ向かい、「センシティ」交差点正面)
参加費
無料
申込み〆切日
3月7日(水)まで
お問合せ
TEL:047-420-2605
FAX:047-420-2400
メール:
palchiba-kouhou@pal.or.jp
/組織運営部
情報掲載日:2018年3月29日

危機管理教育研究所 国崎信江氏を講師に招き、災害から大切な人を守る防災対策について学びます。

この機会に防災対策について考えてみませんか。

皆さんの参加をお待ちしています。

 

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【講師プロフィール:国崎信江】

危機管理アドバイザー。危機管理教育研究所代表。
阪神淡路大震災がもたらした被害に衝撃を受け、防災対策について考えるようになる。女性として、母としての視点で家庭を守るための防災対策の研究を進め、身近な危険から子どもを守るための不審者対策にも研究の幅を広げる。
2008年、株式会社危機管理教育研究所を設立。子どもをとりまく環境についての研究を深め、広く「命をまもる」ための活動に精力的に取り組んでいる。

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開催地MAP