イベントレポート

イベントレポート

2018/12/14レポート公開

開催日:11月29日(木)
イベントレポートサポーター:岡部 佐有里さん

産地を知り理解を深める産直連続講座。
今回は「白州森と水の里センター」の高草木里香さんをお招きし、「白州のコアフード 平飼いたまご」について、お話しを伺いました。

山梨県と長野県の県境にある白州郷牧場。こちらでは平飼いたまごの生産を中心に、野菜作りや発酵食品の製造販売も行っているとのこと。
鶏は赤玉・卵肉兼用の2種。飲み水はBMW技術※を導入したものを、飼料は自家製の発酵飼料やNON-GMO(非遺伝子組換え)のとうもろこしと大豆の配合飼料などを与えているそうです。
「飲み水や飼料にこだわることで、鶏も体の中からきれいになれます」とのお話。皆さん熱心に聞いていました。

また、白州郷では栽培している野菜の肥料に鶏糞を使用したり、汚水をBMWプラントに通して生物活性水を作り、飼料に混ぜたり作物に散水する「持続的循環型農業」が行われています。

耕作地は有機JAS認証を取得。取り組みの一つである「キララの学校」では、子供達がたまごの収穫や農業体験を安心して行えるようになっています。

「一つずつのこだわりで、鶏がストレスなく育ちます。その取り組みが鶏などを食べる人間にも伝わり、内側から体が良くなるのがわかります」というお話。
鶏が一斉に餌を食べ、走り回ることで鶏本来の成長ができるそうです。

実際に白州郷のたまごと市販のたまごの臭いをかぎ比べてみましたが、白州郷のたまごは臭みのないたまごでした。これも飼料が自然なものだからこその結果なのですね。

お話も終わり、調理実習へ。
まずはゆでたまごの飾り切りです。実演を見た後、皆さんもチャレンジ!これからの季節、食卓に飾りたくなる華やかなゆでたまごになりました。
そして「とろふわ親子丼」ですが、ポイントは卵液の入れ方と時間。
途中で硬くなったり中が生だったり…と失敗してしまうこともあると思いますが、ポイントを押さえれば時間がたっても滑らかな親子丼になるそうです。

きれいなかぼちゃサラダやお味噌汁も加わり、さっそく「いただきます!」
とろとろで口にふわっと広がる親子丼、皆さん箸もお話も進みます。
高草木さんのお話の中で登場した「キララの学校」の話題になると「私の子どもも体験させたいな」、「どんな雰囲気ですか」など、質問がたくさん。高草木さんからは「一週間体験すると、子どもの雰囲気が変わりますよ」と体験の内容や様子を詳しく教えてくれました。
皆さんお腹いっぱい、「ごちそうさまでした!」

白州郷のメンバーは高齢の方が多いそうですが、皆さん元気に農作業など行っているそうです。
「私もおばあちゃんたちのように素敵に歳を重ねていきたいです!」と最高の笑顔で高草木さんが一言。
「自然は自然によって左右されることが多いです。でも、うまくいったときは本当に嬉しいです。これからも白州郷のみんなと頑張ります!」

この言葉がとても胸に響く産直講座でした。

 

※BMW技術とは…汚水を岩石や堆肥などのプラントに通し、良い微生物が働く生物活性水を作るプラント技術。白州郷では主に畑への散布や鶏の飼料に混ぜて利用している。

 

▲本日の講師、高草木里香さん。「せっかくなのでたまごを持ちますね!」と笑顔で撮影に応じてくれました。 「白州郷はたまご以外にもいろいろなものを作っています。機会があればぜひお越しください」。たまごや野菜以外にも様々な製品を作っているそうです。
▲「ひよこのころから走り、飛ぶことのできる環境を整えています。鶏本来の姿を学び、巣箱でたまごを産むように学習してもらうためです」と平飼いに関するお話を詳しく伺いました。鶏は気温が少し変動するだけでもたまごを産まなくなってしまうそうです。「近年の天候不順は悩みの種でもあります」とのお話で、私たちの元にたまごが届くまでには色々な苦労・工夫があるのだと改めて思いました。
▲一般のたまごと白州郷のたまごの臭いを比べてみました。黄身の白い方が白州郷のたまご。 市販のたまごに比べて、白州郷のたまごは生臭さが少なく、白身がぷっくりしています。 (黄身が白いのは、野菜や発酵飼料といった自然の飼料を与えているからだそうです)
▲とろふわ親子丼のコツは「卵液を2回に分けて入れる」ことと「加熱する火加減と時間」。 最初は2/3の卵液を入れ、かき混ぜて蓋をして中火で1分、残りの卵液を入れて中火で15秒加熱。(半熟が苦手な場合はしっかり火を通してください) 今回使った鶏肉は白州郷の「親鶏ミンチ」です。ミンチにすることでだしが出て、どんな料理にも使いやすいそうです。
▲本日の献立はとろふわ親子丼、かぼちゃのサラダ、大根のお味噌汁、飾り切りゆでたまご。 たまごだけではなくかぼちゃ・大根・お味噌も白州郷の生産品です。 かぼちゃは「雪化粧」という品種でなめらかな味わいでした。また、お味噌は4年熟成とのことで、味噌の香り・味わい共に深く濃いものでした。
▲*飾り切りゆでたまごの作り方* 糸を結んだ楊枝をたまごの中心まで刺し、糸を上下に動かしていきます。大きく動かすとチューリップのように、少し斜めに動かすと斜めの花びらのようになっていきます。 パセリを刻んでのせると、色合いがきれいだと思います。

イベント概要

開催日程
11月29日(木)
10:30~14:00(予定)
会場
松戸市民会館
会場住所
松戸市松戸1389-1
参加費
無料(調理実習あり・昼食付)
申込み〆切日
11月12日(月)17:00
お問合せ
TEL:047-420-2605
FAX:047-420-2400
メール:
palchiba-kikaku@pal.or.jp
/組織・広報部(産直)
情報掲載日:2018年10月11日

「コア・フード平飼いたまご」の生産地のひとつ、白州森と水の里センターでは太陽の光を浴び、自由に動き回ることのできる風通しのよい鶏舎で、鶏たちをのびのびと健康的に育てています。健康な卵は健康な母鶏から!

森と水に恵まれた白州で育む生産物のこと、そこに込めた想いを産地の方から直接聞いてみませんか?

「簡単な調理実習」自慢の卵でとろふわ親子丼をつくります♪
※提供する食事のアレルギー対応はできません。

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◆定員:30名
◆抽選:あり(〆切後に抽選を行い1週間以内に当落通知を全員に郵送します)
◆保育:定員5名 
◆保育費:1人につき500円(チーパス提示で200円)

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<開催地MAP>