イベントレポート

イベントレポート

2017/04/03レポート公開

2011年3月11日の東日本大震災による東京電力福島第一原発事故から6年が過ぎようとしている福島県を視察し、一般の人は立ち入らないエリアで懸命に復興作業を続けている人々や津波に襲われた地域を見てきました。

震災直後から土や樹木を除染してきましたが、今もなお、県内各地で除染廃棄物を覆うシ-トや袋が目に付きました。避難解除区域は広がりつつあるものの、震災前に住んでいた住民が戻ってくることはまだ少なく、町に活気が戻るにはかなりの時間がかかりそうです。

 

福島県はもともと、農産物や水産物に恵まれた豊かな県でしたが、震災による原発事故によって経済的にも精神的にも大きなダメ-ジを受けました。そのような状況下で、福島県やJA(全農)、漁協は国の基準に則り、農産物、水産物の検査体制を整えていますが、震災前の出荷数にははるかに及んでいません。地元の生協では、地域コミュニティ作りを手助けし、買い物が困難な方には生協の利用を促すなど、福島の復興を支援しています。

 

パルシステムでは放射能対策として、暫定規制値の見直しを政府に求めると共に、見直しが可能なパルシステムの自主基準を定め、国の基準より厳しい自主検査体制を整えて、より安全な食品をお届けしています。また、放射能に関する情報をよりわかりやすく提供し、組合員、生産者とともに十分に話し合いながら、これからも放射能対策に取り組んでいきます。パルシステム千葉では福島県の組合員親子を夏と冬の年2回、千葉県に招いて、原発事故によるストレスを軽減し、楽しんでもらう企画「福島子ども保養プログラム」を今後も継続していきます。

 

理事 本田 由美子

沿岸部国道の放射線量の表示
浪江町の津波に遭った家屋
浪江町の津波に遭った小学校

イベント概要

情報掲載日:2017年4月3日